東海大・海野隆司捕手がキャノン連発、プロスカウト「今まででトップクラス」

東海大, 海野隆司

東海大の海野隆司捕手がその力を十分に発揮し、2度の盗塁阻止と逆転打を見せ、視察している12球団のスカウトにアピールした。

キャノン連発

海野隆司選手は「守備ではだれにも負けない」という捕手で、セカンドまでの送球は1.7秒台を記録する。フットワーク、そして肩の強さなどの総合力でそのタイムを出す。リーグ戦ではなかなか海野捕手のチャレンジするランナーも少なくなったが、この日は全国の舞台で西の雄・立命館のランナーが挑戦を仕掛けた。

しかし、その挑戦をはねつけた。3回に二盗を指すと、6回にもしっかりと刺した。また5回にはノーアウト2塁のピンチでバントをされたが、素晴らしいフットワークで捕球してそのままサードに送球して封殺しピンチを救った。

それでも7回、1アウト2,3塁の場面でランナーの動きを見てサードに素早く送球したが、それがランナーと守備が重なって捕球できず、サードランナーをホームに還してしまう。普通の捕手ならば捕球できてるかもしれないと思わせるほど、鋭い送球だった。それによって同点に追いつかれ、その後、逆転をされる悔しいプレーとなった。

しかし8回、1アウト満塁の場面で4番を打つ海野選手が打席に入ると、ストレートをしっかりと捉えて逆転の2点タイムリーヒットを打った。自分のミスをしっかりと取り返す4番の働きだった。

スカウト高評価

海野捕手にはプロのスカウトからの高評価が相次いだ。

◎巨人・長谷川スカウト部長:「捕ってから速い。キャッチングも上手。ランナーをよく見ている。大学、社会人の中で一番じゃないかな」

◎巨人・内田スカウト:「投げ方にリズムがあるから、安定して投げられる」

◎楽天・後関スカウト部長:「速いだけじゃなく正確。安定感が違う。守備は私がこれまで見てきたアマチュアの捕手の中でもトップクラスです」

◎東京ヤクルト・伊東編成部長:「守備だけならすぐ使える。2位までじゃないと獲れないでしょ」

◎千葉ロッテ・永野チーフスカウト:「大学、社会人でナンバーワン捕手。行った球団によっては、すぐレギュラーになる可能性だってある」

◎福岡ソフトバンク・永井智浩スカウト部長:「バランスがいいしマイナス面が少ない。甲斐みたいになれる力はある」

◎北海道日本ハム・大渕スカウト部長:「送球の安定感は抜群。度胸も良さそうだし、勝負強い。野手は需要次第にもなるけれど、捕手が欲しいと判断した球団は高く評価するのでは」

◎阪神・平塚スカウト:「1.8秒台。やっぱり肩がいい」

捕手としては大学、社会人を含めて頭一つ抜き出ている印象がある。特に守備面のレベルが高く、プロ入り後に他のポジションに移るイメージが全くできない。打撃についてはある程度のものができれば良いと思わせるほど、守備のレベルが高い。

大渕スカウト部長が話すように、捕手がドラフト1位指名されるには、チーム事情によって決まる事になるが、正捕手の固定ができていないチームは、高校四天王などの獲得ができなかった場合に1位で指名する可能性がある。

2019年度-大学生捕手のドラフト候補リスト

東京ドームネット裏に集結した12球団スカウト陣の視線が、いっそう熱くなった。東海大、立命大ともプロの卵がずらりと並ぶ一戦。試合が終わり「誰が一番輝いていましたか?」と、楽天後関スカウト部長に尋ねた。返事は「海野だね」だった。

スカウト陣からも高い評価が並んだ。巨人・長谷川スカウト部長は「捕ってから速い。キャッチングも上手。ランナーをよく見ている。大学、社会人の中で一番じゃないかな」。楽天・後関スカウト部長も「速いだけじゃなく正確。安定感が違う。守備ではダントツ」と絶賛。ヤクルト・伊東編成部長は「守備だけならすぐ使える。2位までじゃないと獲れないでしょ」と上位での指名を予想した。

一方で、二塁送球1・8秒台前半を誇る強肩で2度、二盗を阻止するなど、プロ12球団がトップランクに位置付ける捕手としての実力も示した。ロッテ・永野チーフスカウトは「大学、社会人でナンバーワン捕手。行った球団によっては、すぐレギュラーになる可能性だってある」と高い評価を口にした。

捕手としての高い総合力にソフトバンク・永井智浩スカウト部長は「バランスがいいしマイナス面が少ない。甲斐みたいになれる力はある」と評価した。5年ぶりの頂点へ、海野は「ずっと日本一と言ってきた。まずは一戦一戦に集中したい」と力をみなぎらせた。

。阪神・平塚スカウトも「(二塁送球は)1・8秒台。やっぱり肩がいい」と評価。


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