宮崎産業経営大・杉尾剛史投手が力尽きる、中日スカウトが絶賛

杉尾剛史, 宮崎産業経営大

前日の環太平洋大戦で127球を投げて完投した宮崎産業経営大の杉尾剛史投手が、この日の東海大戦にも先発、延長11回まで149球を投げ切ったものの、力尽きた。

149球

杉尾剛史投手は、初戦の環太平洋大との試合でも、持ち前の変化球を中心とした制球を見せ、127球を投げて9回2失点で完投勝利を挙げた。その制球力に、東京ヤクルトのスカウトも評価をしている。

そしてこの日、強豪の東海大戦にも連投の先発のマウンドに立つと、3回に1点を失ったものの、9回までこの1失点に抑える好投を見せた。しかし東海大の2番手・松山仁彦投手も3回から9回までを無失点に抑える好投で、1-1のまま延長タイブレークに入った。

タイブレークで宮崎産業経営大は10回を無得点に抑えられたが、杉尾投手も無失点に抑える。そして11回、味方が再び無得点に抑えられると、その裏に杉尾投手がサヨナラヒットを浴びた。149球目だった。

ノーアウト1,2塁のタイブレークで、東海大はランナーを2,3塁の進ませ1アウト、そこで迎えたのは5番の藤井健平選手だった。藤井選手はここまで4打数ノーヒット、杉尾投手は「向こうの打者がそれまで初球を打ってこなかったので」とストライクを取りに行った球を外野に運ばれた。「高めに浮いたのは僕に隙があったから」とマウンドではしばらく動けなかった。

それでも2年連続で大学野球選手権で、素晴らしい投球を見せた。コントロールと変化球で試合を支配した。この日、視察した中日の三瀬スカウトは「沈む球を有効に使いながら落ち着いた投球ができる。ゲームメイクに長けた投手」と話し、「今年の大学生の中でも楽しみ。昨年と同様に評価は変わっていない」と評価した。

杉尾投手は将来について、プロ入りも選択肢に入っているというが「進路はまだわからない」と話す。社会人などからも声がかかると思うが、どのような選択をしていくのか注目したい。

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プロからも注目を集めるが「進路はまだわからない」と明言を避け、秋に向けて「負けない投手になりたい」と顔を上げた。

宮崎産経大サヨナラ負け、杉尾149球力尽く 西日本スポーツ紙面 2019/6/13

 


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