大学野球、秋季リーグ戦の注目選手その2:北海道・東北・関東の各リーグの注目選手たち

大学野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

大学野球は既に秋季リーグ戦がスタートしている所もあるが、今週末に本格的にリーグ戦が始まる。昨日に続き、各リーグの注目選手を紹介します。首都、関西学生、関西六

北海道学生リーグ

北海道教育大旭川の野澤悠真投手は181cmの本格派右腕で、最速147キロの速球を投げる。また旭川大の松村尚汰投手は195cmからの146キロの速球が魅力。また3年生だが東農大北海道オホーツクの中村亮太投手は、選手権で146キロのリリーフを見せた。来年の候補として注目されそうだ。

札幌学生リーグ

星槎道都大の渕上佳輝投手は最速150キロを誇り、大学野球選手権では福岡大と対戦し11回を投げて6安打12奪三振、タイブレークで1点を失った以外は無失点に抑えた。粗さが無くテンポよくコントロールも意識しながら投げており、完成度の高い投手で、ドラフト会議での指名が注目される。また北翔大の本前郁也投手は小柄な左腕だが球速は149キロを記録、コースに丁寧に投げることができる。

北東北大学リーグ

毎年プロ野球選手をだしてきた富士大だが、今年はやや厳しいか。それでも高校時代に注目された下地滉太捕手などがおり、大学最後のシーズンでの活躍を期待したい。八戸学院大の北畠栞人選手はシャープなスイングができる。選手権では4打数ノーヒットに終わり残念だったが、高い打撃技術を持っている。

仙台六大学リーグ

東北福祉大の津森宥紀投手は、リリーフで登板しサイドハンドから140キロ後半の速球を投げる。大学野球選手権では3点差を逆転される厳しい投球となったが、この秋はプロのスカウトが判断のために足を運ぶだろう。仙台大は182cmから153キロを記録する稲毛田渉投手や186cmから149キロを記録する大関友久投手などがいるが、スケールの大きさは注目されるが、大きく注目されているという情報はない。

南東北大学リーグ

石巻専修大の菅野一樹投手は180cmから147キロの速球を投げ、昨年春は5勝0敗、41回で40奪三振と好投をしたが、この春は3勝2敗、自責点も9と振るわなかった。逆に、東北公益文科大の左腕・石森大誠投手は145キロの速球を投げ、春は4勝1敗で自責点4、37回を投げて48三振を奪っている。この秋に足を運ぶスカウトがどのくらいいるか楽しみ。

東京新大学リーグ

創価大の杉山晃基投手は、北海道日本ハムとの練習試合で多くのスカウトが注目し、失点はしたものの151キロの速球にプロのスカウトからも合格点が出たようで、北海道日本ハムが指名リストに入れている。また小孫竜二投手も3回2安打5奪三振の好投を見せ、こちらもプロ志望をすれば滑り込みで指名される可能性が出てきた。望月大希投手はやや難しいかもしれない。

また東京国際大の宮本佳汰投手は184cmから148キロの速球を投げる速球派として注目される。

関甲新学生リーグ

大学トップクラスの足を持つ白鴎大の金子莉久投手が注目されており、練習試合でもスカウトの姿が確認された。高校時から注目され、下級生で主将に指名された大下誠一郎選手だが、ドラフトの指名まではやや厳しい所にいる。他にも白鴎大の中村伊吹投手や上武大の西村雅暉投手など、下級生で頭角を現した投手たちも、今年でのアピールがやや足りない感じもあり、秋の目覚ましい活躍を期待したい。

千葉県大学リーグ

国際武道大に大学生の大物・勝俣翔貴選手がいる。高校時代もU18の4番を務め、プロ志望をしれば2位前後での指名も予想されていた選手で、大学でも昨年春は3本塁打、秋は打率.400を記録し、3年で代表入りするなど成長を見せていたが、この春は故障により打率1割台に1本塁打と低迷、代表候補合宿に呼ばれたものの、スイングにキレが見られなった。秋に故障からの状態が良くなり、活躍をしてくれることを期待したい。サードを守れるスラッガーは貴重な存在。

また城西国際大は大学野球選手権でスーパーシードながらベスト8入り、レベルの高いリーグとなっている。

神奈川大学リーグ

桐蔭横浜大は登坂航大投手を軸に春を制し選手権でも初戦に勝利した。特に4年生で主軸を打った大神田丈選手の打撃が良かったものの、今年のドラフトで指名されそうという所まではいかないか。

この代では関東学院大に、愛工大名電の大型左腕・福本裕亮投手や三田松聖の大型右腕・小西丞投手などが入り期待していたのだが、まだあまり名前を聞かなくなり残念だ。

大学野球、秋季リーグ戦の注目選手その1:首都、関西学生、関西六

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