名古屋大・松田亘哲投手完投に広島・中日・ヤクルト・西武・日本ハムが視察

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名古屋大の148キロ左腕・松田亘哲投手のドラフト会議での指名が濃くなってきた。この日は広島・中日・ヤクルト・西武・日本ハムなど7球団合わせて17人のスカウトが集まり、完投勝利のピッチングを絶賛した。

絶賛

148キロ左腕の松田亘哲投手はこの日、愛知リーグ2部の南山大と対戦し、この日最速の145キロのストレートとカットボール、スライダーを織り交ぜたピッチングでしり上がりに調子を上げ、9回9奪三振2失点で完投勝利した。

松田投手には連日のようにスカウトが姿を見せるが、この日はスカウトのコメントが多く報じされている。そして埼玉西武は潮崎編成グループディレクター以下7人体制で視察し、獲得への本気度を見せていた。

○西武・潮崎編成グループディレクター:「初めて見たが、バランスの良い投手。上半身は細いが、下半身はしっかりしてそう。伸びしろを非常に感じる」

○広島・松本スカウト:「魅力があるから、これだけのスカウトが来る。まっすぐはキレが良く、変化球も腕が振れている」

○中日・清水スカウトは:リーグ戦を通じて投げる真のスタミナがこれからは試されるが、良いものを見た」

○東京ヤクルト・中西スカウト:「今年のドラフトは左の投手が少ない中、貴重。将来性を感じる」

○北海道日本ハム・熊崎スカウト:「高校野球の経験がない中、これほど注目されるまで、よく頑張った」

埼玉西武は登板の度にスカウトの数が増えており、この日が最終チェックとなったとみられ、ドラフト会議では2017年に伊藤翔投手、平良海馬投手を指名した3位、4位あたりで指名をしてくる可能性がある。

松田投手

松田投手は話題になるストーリーがたくさんある。まず名古屋大出身としてはドラフト会議で指名されれば初のプロ野球選手となり、旧帝大では東大、京大に続く3大学目となる。

そして江南高校時代はバレー部に所属しており、野球は中学時代に軟式をやっていただけ。バレー部には仲のいい友達が入部したからという理由だったという。そして3年夏に同学年の選手が甲子園でプレーする姿を見て感動し、大学ではいきなり硬式野球部に入った。

入部当時は体重が62kgしかなく、球速も120キロぐらいだったというが、練習を始めると1年秋には140キロを超すなど天才的な成長を見せた。

プロ一本

既にプロ志望届を提出しており、ドラフト会議での指名を待つ。名古屋大という事でその後にも就職活動をすれば良い所に行ける可能性もあるだろうが、松田投手は指名漏れとなった場合には独立リーグでプレーするなど、進路を野球一本としている。

「野球は今しかできない」と話す松田投手。ドラフト会議での指名がありそうだ。名古屋大初のプロ野球選手として活躍が期待される。

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名大からプロに進んだ選手はこれまでにいない。プロ志望届を提出したのも松田が初。服部監督は「やっぱり、パワーのあるまっすぐが魅力。昨年に比べると、想像もつかないほど注目を集めている。ドラフト会議が楽しみです」と創部70年目にして初のプロ野球選手誕生の可能性に興奮を隠さない。

 各球団のスカウトからも評価の声が上がる。試合前、広島・松本スカウトは「魅力があるから、これだけのスカウトが来る。まっすぐはキレが良く、変化球も腕が振れている」とし、日本ハム・熊崎スカウトは「高校野球の経験がない中、これほど注目されるまで、よく頑張った」とたたえた。

 試合は2点を失った後も、7回に2死満塁のピンチを迎えるなどした。それでも西武・潮崎編成グループディレクターは「初めて見たが、バランスの良い投手。上半身は細いが、下半身はしっかりしてそう。伸びしろを非常に感じる」。中日・清水スカウトは「リーグ戦を通じて投げる真のスタミナがこれからは試されるが、良いものを見た」と高評価。ヤクルト・中西スカウトは「今年のドラフトは左の投手が少ない中、貴重。将来性を感じる」と話していた。

この日は5球団17人のスカウトが来場。7人体制だった西武の潮崎編成グループディレクターは「足腰がしっかりしていて、伸びしろを非常に感じる」と高評価。同大からプロが出れば旧帝大では東大、京大に続く3校目だ。

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