明治大・伊勢大夢投手が151キロ好投、広島・ロッテ・巨人・楽天など評価

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明治大の伊勢大夢投手が東大2回戦に先発し、6回2安打5奪三振無失点、最速151キロを記録するピッチングを見せた。

151キロ

1戦目にエースの森下暢仁投手が先発し、2戦目にこの伊勢大夢投手が投げる。明治大の理想の2枚看板が4年生秋にいよいよ実現した。

伊勢投手は187cm81kgの体から投げるサイドハンドで、この日は自己最速に並ぶ151キロを記録、東大打線を6回2安打5奪三振1四球と力でねじ伏せた。前日に森下投手が先制点や同点打を打たれており、「東大のバッターはいいよ」と告げられていた。「上位が振れている。今までの東大とは違うと感じました。勢いが残ってました」と話した。

しかし、サイドからの151キロを投げる右腕は、スライダー、ツーシーム、シンカーも織り交ぜ、勢いのある東大打線でも得点を奪うのは厳しかった。4回には2アウト3塁の場面を作ったが、三振を喫し得点を奪えなかった。

プロ志望届提出

この日は多くのスカウトが足を運んでいたが、巨人・柏田スカウトは「崩れそうなところもあったがうまく修正できてる。そこは春からの成長。球の制度が上がっているし、大型投手の割には器用さがある投手」と評価すると、千葉ロッテの下敷領スカウトは「あの投げ方で150キロ超は打ちづらい。どの球団も候補に残すと思います。」と話し、広島の苑田スカウト部長も「フィニッシュで腕が振れるので打者は打ちづらい」と評価した。

また東北楽天の沖原スカウトも「今日は余裕を持って投げているように見えた」と話した。他にも北海道日本ハムなどが視察をしている。

伊勢投手は森下投手などと共にすでにプロ志望届を提出しており、明日にも公示される可能性がある。森下投手という大きな目標が近くにおり、「森下について行く気持ちで。なんなら追い越していきたいという気持ちでやりたい」と話した。今年の明治大の森下・伊勢の2枚看板は、柳・星の時よりも強力かもしれない。

森下投手はドラフト1位指名はもちろんだが、伊勢投手もこれだけの球威を持つサイドハンドは貴重、「右のオーバーハンドは多い。変則で勝負していきたい」と話し、自分の役割、そしてプロでの生きる道を知っている。

2019年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト
2019年度-東京六大学リーグのドラフト候補リスト

▽広島苑田スカウト統括部長(伊勢に)「フィニッシュで腕が振れるので、打者は打ちづらい」

▽ロッテ下敷領スカウト(伊勢に)「あの(サイド気味の)投げ方で150キロ超は打ちづらい。どの球団も候補に残すと思います」

伊勢の投球に、巨人・柏田スカウトは「崩れそうなところもあったがうまく修正できてる。そこは春からの成長。球の制度が上がっているし、大型投手の割には器用さがある投手」と評価した。

伊勢から4投手で完封し、善波達也監督も「彼らしく直球の質が良くなってる」と評価。伊勢はプロ志望届を提出したことを明かし、大学最後の秋にフル回転を誓った。また、エース・森下もプロ志望届を提出した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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コメント

  1. 2位で行ってもいい気がする