立命大の左腕・坂本裕哉投手に巨人など8球団約20人スカウト集結、完封勝利でアピール

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関西学生リーグでは立命館大vs近畿大の対戦が行われ、立命大は148キロ左腕の坂本裕哉投手、近大は152キロ右腕の村西良太投手が先発した。この両投手の投げ合いに、8球団、約20人のスカウトが集結し、ドラフト前のピッチングを見守った。

坂本投手が完封

「めっちゃ意識しました。人生で最大のゲームという気持ちで投げた」と話した立命大の坂本裕哉投手、3回まで1安打ピッチングと素晴らしい立ち上がりを見せると、4回には2アウト1,3塁のピンチを背負ったものの、来年のドラフトの目玉・佐藤輝明選手に、自己最速に並ぶ148キロのストレートを投げた。

この球はアウトコースギリギリで、見逃されてボールになったが、次に131キロのスライダーを投げて空振り三振を奪った。坂本投手は9回までを投げて6安打8奪三振で完封し、スカウトの前でドラフト直前に素晴らしい投球を見せた。

対する近大の村西良太投手も3回に1点を失ったものの、6回まで4安打5奪三振4四死球で1失点と力を見せた。しかし、この日は坂本投手の投球が上回った。視察したスカウトの中で巨人の渡辺スカウトは坂本投手について、「夏に調子を落としていたけど上がってきた。楽しみな選手」と評価した。

試合前に坂本投手と村西投手は、何球団から調査書が届いているかの話をして、坂本投手が8球団と話すと、村西投手は10球団と話し、「ドヤ顔されました。試合は絶対に負けんとこうと思いました」と笑った。

立命館大はドラフト会議前の試合は今週のカードが最後となる。坂本投手は「やれることはやった。あとは祈るしかないです」と話し、後は10日後に行われるドラフト会議を待つ。この最後の投球は、指名を後押しする物になるだろう。ドラフト会議の指名が注目される。

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試合前の出来事も闘志を燃え上がらせた。近大の最速152キロ右腕・村西良太投手(4年)と、何球団から調査書が来ているかという話になり、平静を装って8球団と伝えたところ、村西の返答は自身を上回る10球団。
「ドヤ顔されました(笑い)。試合は絶対に負けんとこうと思いました」

坂本は「人生で最大のゲームという気持ちでいきました。(スカウトの存在は)意識してました」と充実の笑顔を浮かべた。自己最速タイの148キロの直球を軸に、最後までマウンドを守り抜いた。巨人の渡辺スカウトは「夏に調子を落としていたけど上がってきた。楽しみな選手」と評価した。

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