東京六大学は早慶戦の2回戦が行われ、早稲田大が6-4で勝利し意地を見せた。慶応大の4番で中日からドラフト4位で指名された郡司裕也選手は4打席4四死球、押し出しで打点を挙げ、リーグ三冠王に前進した。
4四死球
郡司裕也選手は、昨日の1回戦で2打席連続ホームランなど4安打2打点の活躍を見せており、この日は早稲田大バッテリーに警戒された。4点を追いかける8回にはノーアウト満塁の一打同点の場面で打席に入ったが、「打ちたい気持ちはありましたが、だいぶ抑えてつなぎに徹しました」と、ファウルで粘りながら押し出しの四球を選んだ。
これで打率.414で首位(2位の同じ慶応大・下山選手の打率.385)、ホームランは2本で明治大の喜多真吾と並んでおり、打点でも9打点で喜多選手に並んだ。3冠王の可能性で行くと、ホームランはこの日の早慶戦で3本打つ選手が出る可能性もあるし、打点では慶応大の小原和樹選手が8打点、正木智也選手が7打点で追う。
ただし郡司選手は「全く意識していない。勝ち点5の完全優勝は達成したい」と話し、三冠王は意識しておらず、目指すのは今日、早稲田大に勝つ事、ただ一つと勝ち点5の完全優勝を目指す。
前日2本塁打の郡司は4四死球と警戒された。それでも押し出しによる1打点を加え、打撃の主要3部門(打率・414、2本塁打、9打点)でトップに。「(三冠王は)全く意識していない。勝ち点5の完全優勝は達成したい」と話した。
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