中京大中京が2008年以来の明治神宮大会へ、あの夏へふたたび

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2009年の夏の甲子園で優勝した中京大中京が、2008年の秋以来の明治神宮大会出場を決めた。

堂林翔太以来

中京大中京はこの日、東海大会決勝で鍛治舎監督の県岐阜商と戦い、8回に6-6の同点となる厳しい戦いを制した。主将で4番捕手の印出太一選手は、初回にタイムリーヒットで先制打を打ったものの、5打数1安打に終わった。

しかしセカンドまで1.8秒台を記録する強肩と、最速148キロの速球を投げる高橋宏斗投手をリードし、9-6で勝利した。高橋投手は今大会調子が良くなかったが、「調子が悪くても抑えるのがエース。厳しいところにいかないと、全国では打たれる」と話し、県岐阜商の打線にインコースを要求し続けた。高橋投手は4回で4失点したものの、最速147キロの球でそのリードに応えた。

中京大中京は2008年秋以来の明治神宮大会出場を決めた。堂林翔太選手(2009年広島ドラフト2位)を擁した当時のチームは、2009年の夏の甲子園を制し、決勝戦での日本文理との激闘は、今でもテレビ番組などでリプレーされる事が多い。

堂林投手と2年生だった磯村嘉孝選手(2010年広島ドラフト5位)とのバッテリーが注目され、共にプロ入りをしている。印出選手は「夏に負けてから、神宮大会制覇とずっと口にして意識してきた。絶対に優勝します」と話し、あの夏以来の優勝に向けて、まずは明治神宮大会の優勝を宣言した。

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この日は初回の1安打のみで5打数1安打だったが、愛知大会では打率5割超えと格の違いを見せつけた。二塁への送球到達タイム1・8~1・9秒と強肩ももちろん武器だが「頭が一番自信がある」と頭脳派な側面も持つ。クラスでもテストの成績は常にトップ5は維持。「バッターが考えることを考えるのが好き」と、観察力も備えている。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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