中央大、146キロ右腕・岩本大地投手、センバツ準優勝・根本翔吾選手が入寮

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石岡第一で最速146キロのストレートで昨年センバツのマウンドに立った岩本大地投手と、その選抜で準優勝をした習志野の根本翔吾選手が中央大の寮に入った。

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夏に県大会で勝ち上がれず

岩本大地投手は高校2年生の時に145キロ超の球をバンバン投げると、21世紀枠で選ばれた3年生春のセンバツで甲子園のマウンドに立った。初戦の盛岡第一戦では140キロを超すストレートと、多彩な変化球を低めに集める投球を見せ、8回まで無失点の投球を見せた。

しかし2-0とリードした9回に2失点をすると、延長11回に四死球2つと味方のエラーで満塁から、最後は自らのエラーでサヨナラ負けをした。しかし10回1/3を一人で投げぬき5安打11奪三振3失点の好投を見せた。

ドラフト候補として評価を高めたものの、夏の茨城大会では準々決勝で霞ヶ浦に敗退、試合中盤からは鈴木寛人投手(広島ドラフト3位)と投げ合い、この試合も2-2からの延長10回サヨナラ負けで、岩本投手は9回2/3を投げて9安打11奪三振2失点と好投を見せたものの、「夏の県大会で勝ち上がれず、プロには力が及ばないと思った。大学で4年間頑張ってプロに行こうと思った」と話し、プロ志望届を出さずに中央大に進むことを決めた。

この日、中央大の寮に入ると、「卒業までに150キロを出したい。ストレートを武器に総合力で勝負できれば。強いリーグで頑張って、プロに行きたい」と150キロ到達と4年後のプロ入りを目標とした。そのために、「たくさん優勝したい」と昨年秋にリーグ制覇をしたチームに貢献する事を誓い、そのために「木製バットになるので、芯を外すボールが大事になる。野球部を引退してから練習し、少しずつ感覚をつかんでいる」と既に視線を向けている。

また、昨年のセンバツで習志野の1番、3番を打ち、不動のセンターとして準優勝に貢献した根本翔吾選手も入寮をした。チームについて「習志野出身の先輩が多く、同じ左打者として憧れの阿部慎之助さんがOBで、早く神宮でプレーできるようにしたい」と千葉県出身の先輩の名前を挙げた。

根本選手は166cmと小柄だが巧みな打撃を見せ、また50m6.1秒の足で春・夏の甲子園で活躍を見せた。「即戦力として使ってもらえるように、体の小ささを生かしたプレー、走塁をしっかりアピールして、すぐに使ってもらえるように準備していきたいです」と話す。

中央大には今年、五十幡亮汰選手という抜群に足の速い選手がセンターを守る。しかし根本選手は「足の速さを生かした守備範囲の広さにはすごく憧れますが、自分もずっとセンターを守らせてもらってきた。こだわってやっていきたいです」とセンターで五十幡選手とのポジション争いに挑戦する。

中央大は他にも、花巻東で大谷2世と期待された153キロ右腕の西舘勇陽投手、静清高校で145キロの球を投げプロも注目した石田裕太郎投手、仙台育英の145キロ右腕・大栄陽斗投手が、また浦和学院の中前祐也選手、作新学院の石井巧選手、札幌第一の村田凜選手、明秀日立の高橋隆慶選手など、非常にレベルの高い選手たちが入学する。黄金時代を築けるか。

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高卒からプロ入りを目指すことも考えたが「夏の県大会で勝ち上がれず、プロには力が及ばないと思った。大学で4年間頑張ってプロに行こうと思った」と進学を決めた経緯を明かした。その上で「卒業までに150キロを出したい。ストレートを武器に総合力で勝負できれば」と宣言した。

大学入学を前にして、新たにツーシームの習得に取り組んできた。「木製バットになるので、芯を外すボールが大事になる。野球部を引退してから練習し、少しずつ感覚をつかんでいる」と手応えを口にした。

中大のセンターには、中学時代に陸上100メートルで現日本記録保持者サニブラウンを破った超俊足のドラフト候補・五十幡亮汰(4年)が君臨している。それでも「足の速さを生かした守備範囲の広さにはすごく憧れますが、自分もずっとセンターを守らせてもらってきた。こだわってやっていきたいです」と一歩も引くつもりはない。

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