仙台大の三拍子揃った強打者・川村友斗選手が、プロ入りに向けた思いを語った。
大学代表入り
川村友斗選手は181cm90kgの左のスラッガーで、50m6.0秒の足もありながら、大学2年秋に打率.474、16打点で2冠、昨年秋も4本塁打、14打点で2冠に輝いている。スイングが鋭くきっちりと引っ張って長打が打てる選手だが、今年のリーグ戦では「客方向への打撃を磨いて、3冠を狙いに行きたい」と話し、まだ達成していない3冠を目標とした。
また、侍ジャパン大学代表入りにも強い思いがある。川村選手は2019年の代表候補合宿に選ばれたものの、合宿で早稲田大の早川投手、慶応大の木澤投手、苫小牧駒大の伊藤投手と、昨年のドラフト1位で指名された投手たちと対戦し、6打数0安打に終わった。最終メンバーから漏れ、悔しさを噛み締めた。
そして昨年12月の代表候補合宿でも候補入りしていたが、新型コロナの感染拡大とのため合宿が中止となってしまった。川村選手は「2年のときに悔しい思いをしたから、本当は12月の合宿でアピールしたかった。でもプロに行くにはこういう球を打たなきゃならないと分かった。その経験を生かし、春のリーグ戦で結果を出せるように、切り替えていきたい。」と話している。
春も代表候補合宿が行われるかは微妙な状況だが、まずは春のリーグ戦で3冠を達成し、今年8月に中国で行われるアジア大学選手権の代表入りを目指す。そして、「春から結果を出せるよう冬場にしっかり練習し、ドラフト指名されるような選手になりたい。」とその先のプロ入りにも意識を向けた。
長打もあり足もある外野手、リーグ3冠と代表入りを果たせば、秋のドラフト会議では上位で指名されることも予想される。


松前町出身の仙台大・川村は勝負の大学最終年に挑む。昨年は2年連続代表候補選出も強化合宿は中止。前年の同合宿では早大・早川(楽天)、慶大・木沢(ヤクルト)、苫小牧駒大・伊藤(日本ハム)のドラ1トリオと対戦し、6打数無安打に終わっており、雪辱の思いも強かった。
川村 2年のときに悔しい思いをしたから、本当は12月の合宿でアピールしたかった。でもプロに行くにはこういう球を打たなきゃならないと分かった。その経験を生かし、春のリーグ戦で結果を出せるように、切り替えていきたい。
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