中日が注目、148キロ左腕・中京大の伊藤稜投手にスカウト「去年の山本一輝より上」

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中京大の148キロ左腕・伊藤稜投手にプロ球団のスカウトが、「去年の山本君より上でしょう」と、巨人ドラフト6位の左腕・山本一輝投手より上と評価している。

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絶対にプロに行く

伊藤稜投手は中京大中京で甲子園でも登板し、コンパクトな腕の振りから切れ味鋭いインコースへの最速143キロのストレートを投げ、練習試合で清宮幸太郎選手の早稲田実と対戦し、まともにスイングをさせずに注目された。

大学で2年夏に148キロを記録、昨年は左肩を痛め秋のリーグ戦で登板はなかったが、昨秋から本格的にウエートトレーニングを始めると、4ヶ月で体重が10kgもアップし、「球が重くなっている」とチームメイトから伝えられているという。

2月16日には紅白戦が行われたが、視察した中日の清水スカウトは「この時期で145キロが出ていた。テンポがいいし、球速も上がり、変化球の精度もいい。左という点でも人気が出るのでは」と話し、他球団のスカウトも「去年の山本君より上でしょう」と評価する。

伊藤投手は「今のところは、絶対にプロに行くという気持ち。山本さんが巨人に指名されて、刺激になったし、より一層、思いが強くなった。できれば上位指名で行きたい」と話し、強いプロ志望の意思をもっている。

伊藤投手にはプロで対戦したい相手がいる。甲子園では初戦の広陵戦で3番手として登板をすると、中村奨成選手にホームランを浴びるなど2回1/3で8安打7失点と苦しい投球となったが、「悔しかった。雪辱するには、プロにならないといけない」と話し、リベンジにためにプロ入りを目指す。

チームメイトだった左腕でエースの磯村峻平投手は明治大、主砲の鵜飼航丞選手は駒澤大に進み、今年のドラフト候補としてともに注目されている。「春には150キロを出したい」と自信を見せている。150キロの声が聞かれた時、ドラフト上位指名候補として名前が挙がってくる事になりそうだ。

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現時点では希望進路はプロ一本。それもうなずけるほど、プロ側の注目度は高い。16日の紅白戦を視察した中日・清水スカウトは「この時期で145キロが出ていた。テンポがいいし、球速も上がり、変化球の精度もいい。左という点でも人気が出るのでは」と分析。他球団のスカウトも「去年の山本君より上でしょう」と高評価している。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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