仙台大は新3年生左腕がエース争い、147キロ・佐藤亜蓮投手と昨秋4勝・長久保滉成投手

大学野球ドラフトニュース 2022年ドラフトニュース

仙台大は、昨年までエースを務めた宇田川優希投手が抜けるが、佐藤亜蓮投手と長久保滉成投手の新3年生左腕がエースの座を争う。

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3年生左腕

152キロの速球を投げ、昨年のドラフト会議でオリックスの育成ドラフト3位で指名された宇田川優希投手は、下級生のときから威力ある球を投げ、覇者・東北福祉大と死闘を繰り広げた。

その宇田川投手が抜け、東北福祉大と対抗するために、二人の左腕投手がエースの座を争う。長久保滉成投手は弘前学院聖愛出身の左腕投手、165cm65kgと小柄だがキレのあるストレート、変化球を投げ、昨秋のリーグ戦で4勝を挙げた。実績的にエースに近い投手で、この冬は「毎年レベルアップしていくように、悪いところを改善しようと」と試合終盤でも安定して投げられるためのフォームづくりをしている。

また、147キロ左腕の佐藤亜蓮投手も注目される。佐藤投手は由利工時代に21世紀枠でセンバツに出場し、143キロ左腕投手としてプロモ注目した。仙台大に進むと1年秋のリーグ戦で登板したものの、昨秋は登板がなく、通算で3試合の登板にとどまっている。「投げたい気持ちは強い。任せてもらったところで力を出したい」と強い気持ちを見せる。

エース・椋木蓮投手を筆頭に、綱脇慧投手、三浦瑞樹投手、新3年生ですでに150キロを越す球を投げていると言われる細川拓哉投手など、巨大な戦力の東北福祉大に立ち向かうため、二人の大きな成長が必要となる。

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冬場の取り組みについて、昨秋リーグ戦で4勝を挙げてベストナインに輝いた長久保は「毎年レベルアップしていくように、悪いところを改善しようと思った」。これまで試合終盤に乱れることが多かった投球フォームを安定させようとウェートトレなど基礎体力向上。チーム内でリーグ戦を経験した投手が少なく、実績は豊富だ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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