亜細亜大に隠し玉、152キロ右腕・加藤竜馬投手が1回無失点、広島スカウト「秘密兵器」

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亜細亜大に楽しみな投手が登場した。186cm92kgの右腕・加藤竜馬投手がこの日のオープン戦で1回を無失点に抑えた。

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リーグ戦未登板

加藤竜馬選手は186cm92kgの大型選手で、大阪偕成学園時代はもともと捕手だったが、2年秋に投手兼外野手に転向し、3年時は4番投手としてプレーしていた。高校通算25本塁打を放っている。

大学進学時は立命館大のアメフト部に進む友人に連れられ、セレクションを受けてみると、40ヤード走で受験した選手の中でトップとなった。50m5.8秒の足があり、身体能力が高い。それでも、「やっぱり僕は野球をやりたい」とアメフトから勧誘を受けずに亜細亜大に進んだ。

大学ではまだリーグ戦での登板は無いが、昨年秋の紅白戦では152キロを記録している。この日の東海大とのオープン戦では9回に登板し1回を1四球無失点、最速は144キロだった。「今日は、体のタイミングがバラバラだった。下半身をもっと使って投げないと」と話すものの、実戦で経験を積み、今春のリーグ戦で登板が期待される。

加藤投手は「プロに行きたいです。行くとしたら、ドラフト1位で行きたいです」と話す。この日は広島の松本スカウトが視察し「後ろ姿の筋肉といい、ポテンシャルが高く楽しみな存在。いいボールを投げている。リーグ戦で気持ちが入ってきたら、もっとスピードも出る。リーグ戦の秘密兵器になるでしょうね」と評価した。

「目標は西武の平良。自分もどんどんストレートで押して空振りを取るピッチングがしたい。どんな形でもチームの勝利に貢献したい」とする加藤投手は、「下半身を使って投げられれば、もっとスピードは出るはず。今年は154キロを出したい」と話す。この日は風が強く寒かったが、これから暖かくなり、体が動くようになってからは、加藤投手の投球に驚かされる日が出てきそうだ。

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平内の後継エース候補に挙がる加藤が、壮大な目標を口にした。「プロに行きたいです。行くとしたら、ドラフト1位で行きたいです」。リーグ戦登板は昨秋の1試合だけだが、生田勉監督(54)が「ストレートは平内より速い。ひょっとしたらひょっとする」とブレイクを予言する有望株だ。

この日、試合を視察した広島松本有史スカウトは「後ろ姿の筋肉といい、ポテンシャルが高く楽しみな存在。もっとスピードも出ると思う。リーグ戦の秘密兵器になるでしょうね」と評価。加藤は、まだ粗削りながらも「春、リーグ戦でアピールしてドラフト1位を目指したい」と力強く宣言した。

亜大152キロ右腕・加藤 1回零封も最速144キロに「ゼロ点に近い」 広島スカウトはポテンシャル評価 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 昨秋の東都大学リーグを制した亜大は東海大と今季初のオープン戦を行い、5―5で引き分けた。
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