北東北大学リーグが開幕、プロ注目の青森大・長谷川稜佑投手、ノースアジア大・中村彪投手が富士大に挑む

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北東北大学リーグの春季リーグ戦が17日に開幕する。王者・富士大に、各大学のプロ注目投手が挑戦をする。

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挑戦者

青森大の長谷川稜佑選手は183cmの右腕投手で、制球に課題があるものの、大きなフォームが特徴で最速150キロのストレートは威力十分、プロのスカウトも注目する。また、ノースアジア大の中村彪投手は173cmと小柄な右腕だが、149キロを記録するストレートに変化球も切れ味が鋭い。

受ける富士大は、今年も選手を揃えている。4年生だけで見ても180cmから145キロの速球に大きなカーブを織り交ぜる本格派・宮下竜一投手、187cmから140キロ中盤の速球を投げる石井涼投手、191cmから140キロ中盤を記録する松浦慎太郎投手も気になる存在だ。

攻撃でも昨秋の東北地区大学王座決定戦で東日本国際大戦、東北福祉大戦でホームランを放った山城響選手が主将としてチームを牽引する。王者も手を抜くこと無く、今年も強いチームを作ってきている。

昨年に大道温貴投手(広島3位)、中道佑哉投手(福岡ソフトバンク育成2位)を擁して富士大にチャレンジしていた八戸学院大も、また正村監督が新たに好投手を育ててきそうで注目され、北東北の春は熱くなりそうだ。

2025年度-北東北大学リーグのドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

同大は14年春から18年秋までの10季でリーグ史上初の“V10”を達成した強豪。西武山川、楽天鈴木翔らをプロに輩出し、南国沖縄出身の山城は「1学年上の先輩が富士大に進学し、同じ沖縄で西武の山川さんや多和田さんが入学して、沖縄では知名度があるので」と、さらなる成長を夢見て進学を決意した。2年時の19年春から3季連続で優勝を逃すも、昨秋は3番として王座奪回の原動力に。リーグ戦後の東北地区大学野球王座決定戦では、東日本国際大(福島・南東北)、東北福祉大(宮城・仙台6大学)との全2戦で本塁打を放ち敢闘賞を獲得した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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