今年の即戦力左腕の候補として筆頭に名前の挙がる筑波大・佐藤隼輔投手だが、この日は桜美林大を相手に8回途中で7安打4失点し敗戦投手となった。それでも視察した阪神の和田TAが高評価をしている。
高評価
佐藤隼輔投手はこの日、最速は147キロを記録したストレートで押すピッチングを見せ、7回まで1失点に抑えていた。しかし8回、3点を失って逆転され敗戦投手となった。
それでも6奪三振はすべて強いストレートで奪った。この投球に視察した阪神・和田TAは「マウンドで落ち着いている。得点圏に走者を置いてもバタバタせず、ギアを上げることができる。同じ球種でも強弱をつけることができ、内・外に投げ分ける制球力もある」と細かく分析して評価、「体の後ろにボールが隠れるので、打者からボールの出どころが見えづらいのではないか」とフォームの特徴についても話した。
川村監督も「基本的に佐藤で負けたらしょうがない。彼の将来も考えて乗り越えないといけないところ」と話し、エースの将来についても期待を寄せる。次戦での投球が注目される。
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視察した阪神・和田豊テクニカルアドバイザーは「マウンドで落ち着いている。得点圏に走者を置いてもバタバタせず、ギアを上げることができる。同じ球種でも強弱をつけることができ、内・外に投げ分ける制球力もある」と高評価を与え、投球フォームに関しては「体の後ろにボールが隠れるので、打者からボールの出どころが見えづらいのではないか」と言及した。
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