九州地区北部ブロックでは、別府大、日本文理大、西日本工業大の三つ巴のプレーオフが行われ、西日本工大が2勝して全国切符を手にした。プロ注目の150キロ左腕・隅田知一郎投手が全国デビューをする。
ドラフト上位候補
隅田知一郎投手はこの日、1戦目の別府大戦で先発すると、8回を無失点に抑える好投を見せ、3-0で勝利する。そして日本文理大戦では1-1の同点で迎えた6回から登板をした。
「間が相手うまく準備できなかった」というWヘッダー2戦目での登板に、7回までは無失点に抑えたものの、8回につかまり3塁打で2点を失った。1-3となり「自分のせいで負けた」と思ったというが、味方が9回に同点に追いつくと、延長11回に2点を奪って勝ち越し、全国切符を掴んだ。
9回に同点となる2点タイムリーを打った前田選手は「隅田はエース、勝たせなきゃいけない」と話した。隅田投手も「全国優勝を目指せる」とスカウトに訪れた武田監督に感謝し、全国大会に向けて「とにかく勝つこと。チームが勝つような投球をしたい」と話した。
自らの力とチームの支えで、いよいよ150キロ左腕が全国の舞台に立つ。大勢のスカウトやファンの視線が集まる中で、スカウトも「ドラフトの上位候補」と評価する左腕の投球が非常に注目される。
2025年度-大学生投手-左投のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
2025年度-九州地区大学リーグのドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
西日本工大が優勝 西日本スポーツ紙面 2021/5/23
コメント