青森大の155キロ右腕・長谷川稜佑投手と大阪商業大・福元悠真選手がプロ志望届を提出

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青森大の155キロ右腕・長谷川稜佑投手と、大阪商業大の外野手・福元悠真選手はプロ志望届を提出した。

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155キロ右腕

長谷川稜佑投手は今年4月のノースアジア大戦で最速155キロを記録し注目されている。ストレートは上体を使って目一杯投げる力投型だが、カーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップも操れる投手になってきている。

春は3勝2敗、29回を投げて19安打、50奪三振と圧倒的な三振を奪った。やや実力に差のある青森中央学院大戦で9回2安打19奪三振、ノースアジア大戦でも7回2安打11奪三振と結果を残した。

しかし、この試合でもそれぞれ4四死球、そして八戸学院大戦では8四死球を与えて6回5安打9奪三振も5失点、富士大戦では4四死球で3回5安打5奪三振6失点と、全国レベルの打線を持つチームを相手には、試合を支配することはできなかった。

球速が140キロ後半の球は、上体を目一杯使った感じで、バラつきもあるしタイミングも比較的合わせやすい。下とのバランスが良く投げられた時は球速は144キロくらいで、そのくらいの力感で140キロ後半を記録できるようになれば、強豪相手にも勝てる投手になりそうだ。

秋のリーグ戦では、最初の週に富士大と対戦する。個人的には四死球を減らすことよりも、強打線にどのような投球をするかを注目したい。リーグ戦の開幕が延期になるものの、富士大との対戦がドラフト会議前に行われる事を、幸運だったと思えるような投球を期待したい。

右の大砲

福元悠真選手は智弁学園2年時に主砲としてセンバツ制覇に大きく貢献している。高校通算45本塁打の右のスラッガーとして注目された。

大学では1年春から主にDHで出場すると、2年春には34打数11安打で打率.324を記録した。2年秋は打率.219と低迷、3年秋は打率.243だったがMVPに輝き、今年春は40打数14安打で打率.350を記録、11打点を挙げて再びMVPに輝いた。

スイングが強く、思い切り振れる選手で、それは高校時代を含めて実証済み。大学ではリーグ戦でのホームランは3年秋の1本のみと少し寂しいものの、スイングができるので、タイミングを掴めばあるきっかけでホームランも出るようになりそうな感じもする。

肩や足もまずまずある選手で、外野手としてプロで出場してもまず大丈夫だろうという所。結果を求め、そして結果を出すことができた春だったが、それは自信になったはず。秋は少し失敗をしてでも、強いスイングで結果を残したい。個人的にはホームランを期待している。

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