東京六大学は法政大vs明治大の試合が行われ、4-3とリードした7回途中から、4番手でエースの三浦銀二投手が登板したが、6-5となった9回2アウトランナー無しから同点に追いつかれ、引き分けとなった。
10勝11敗
三浦投手はこの日、7回途中から登板すると、8回は無失点に抑えたものの、勝利目前の9回2アウトランナー無しから1点を奪われた。
三浦投手は大学1年春に2勝0敗、秋には3勝1敗の活躍をみせ、大学2年までに8勝を挙げた。3年時はリリーフとして投げ、主将として臨んだ今年春は2勝2敗でリーグ通算10勝9敗としていた。
しかし、8月下旬にチーム内で新型コロナの感染が広がり、この秋は調整不足の状態で戦う事となり、0勝2敗で終わった。リーグ通算は10勝11敗だった。
この日の投球後に、「レベルが上がる世界に入る。このままでは通用しない。」と話した三浦投手、「冬の間にレベルアップしていく。1軍に入れるようにしたい」と話した。
大学2年までの成績や投球内容を見ると、今年の大学生投手のトップクラスとして十分評価できる投手だった。昨年からやや調子を落としている感じで、今年春ももう少しというところだった。
ドラフト会議で4位で指名されたが、まずは大学2年時を越え球を投げたい。150キロのキレのある速球は十分魅力がある。制球力も球威もある投手として、プロでの復活を期待したい。

4―3の七回途中から4番手で登板。直後の攻撃で打線がつながって逆転したが、九回2死無走者から同点を許して逃げ切れなかった。学生最後のシーズンは0勝に終わり「このままでは(プロで)通用しない。冬の間にレベルアップしていく」と奮起を期した。
4番手で救援した最速150キロ右腕の三浦主将は、2回1/3を3安打1失点。プロの舞台へ向け「レベルが上がる世界に入る。1軍に入れるようにしたい」と気持ちを新たにした。
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