創価大のプロ注目外野手・門脇誠選手は、50m5.8秒の瞬足と昨年夏に投手として148キロを記録した強肩で、プロ入りに向けて準備を進める。
瞬足キャラから
門脇誠選手は創価高校時代は169cm68kgの外野手で、50m5.8秒の瞬足が注目される選手だった。しかし、創価大では体重を17kg増やして85kgとすると、1年春からフルイング出場し、昨秋に首位打者、打点王、ベストナインを獲得した。
特に外野手の守備に自信を持ち、「今年は1月の後半からシートノックを毎日やってるんですけど、1回もエラーしていません。キャンプでは全体練習の後に40分間くらいノックを受けることがあるんですけど、その時もノーエラーで終えられた」と話す。
瞬足を飛ばすだけでなく、昨年7月の紅白戦で投手が足りなくなったために登板すると、148キロを記録するなど、その強肩にも注目が集まる。外野手の場合、足と肩がセットになることで、深い守備などもできるようになり、守備範囲が広がる。門脇選手はそれができる選手。
今年については、「一番はキャプテンとしてチームを日本一に導きたいです。その延長線上に目標のプロ入りがあると思います」と話す。堀内監督も入学したときは体も細かったんですけど、必死に体を作ってプロを目指せるようになりました。本当に努力家です」とプロ入りの期待を込める。
秋にはかなり注目される形でドラフト会議を迎えることになりそうな門脇選手、春から追い続けたい。

強肩も武器だ。昨年7月の紅白戦、投手が足りなくなったことからマウンドに上がり、最速148キロをマークした。「高3の春に投手をやってて、その時はMAX138キロでした。特に何かを意識して練習してきたわけではないんですけど、10キロアップしてました」。投手としてのリーグ戦登板は否定したが、身体能力の高さは光るものがある。
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