日大山形で、今年の夏の甲子園で150キロを記録した滝口琉偉投手が、東北福祉大に進学し、4年後のドラフト1位指名を目指す。
150キロを出したらプロに挑戦
滝口琉偉投手は、外野手と投手を兼務し、リリーフで自慢の豪速球を投げていたが、夏の甲子園前には「150キロを記録したらプロに挑戦する」と決意をしており、3回戦の石見智翠館戦でその目標をクリアし、プロ志望届を提出した。
しかし、ドラフト会議では名前が呼ばれなかった。滝口投手は「悔しかったです。でも、大学4年間で一から成長していこうという気持ちもありました」と話す。そしてその1週間後に東北福祉大の練習を視察し、「ここで4年間野球に取り組めば、プロに行けるんじゃないかと感じました」と入学を決意した。
「4年後、必ずドラフト1位で指名されるように頑張ります」と新たな決意を見せ、「指名されるというのを信じてずっと練習しています」と練習を続ける。8kgの体重増に成功すると、速球の重さを感じるようになり成長を実感しているという。
「4年後には大学NO.1のピッチャーに。160キロを出して、無双するようなピッチングをしたいです」、甲子園出場、150キロと目標をクリアしてきた滝口投手の新たな挑戦がスタートする。

「一」から積み上げていく。自身に課した「150キロを出したらプロに挑戦する」を甲子園の大舞台、3回戦石見智翠館(島根)戦でクリアし臨んだドラフトは指名漏れ。滝口は「悔しかったです。でも、大学4年間で一から成長していこうという気持ちもありました」。気持ちは自然と前を向いていた。ドラフトの1週間後には日大山形・荒木準也監督とともに東北福祉大の練習を見学。滝口は「ここで4年間野球に取り組めば、プロに行けるんじゃないかと感じました」。同大の練習環境に触れ、4年後にプロ入りするイメージをつかんだ。
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