東京六大学では、慶応大の増居翔太投手が法政大を2安打完封した。自己最速の147キロを記録し、ドラフト会議での指名に向けてアピールをした。
ヤクルト・石川のように
増居翔太投手はこの日、自己最速の147キロの速球に持ち前の制球が光り、法政大を2安打1四球で完封した。これがリーグ戦初完投で初完封に「力を入れるところでは力を入れ、集中するところでも集中してしっかり投げ切れた」と話した。
増居投手は彦根東時代に甲子園で9回までノーヒット投球を見せるなど、高い制球力を生かした投球を見せていた。大学進学時には野球を続けるかも微妙だったようだが、大学4年間で左のエースとして存在感をみせ、そしてプロ志望届を提出した。
この日、視察した北海道日本ハムの稲葉GMは「ヤクルトの石川のように打者を見ながら投球を組み立てられる」と評価した。
ドラフト直前での自己最速と初完封が、各球団の最終指名候補リストに入れるかギリギリのタイミングで、指名があるか注目される。
2025年度-大学生投手-左投のドラフト候補とみんなの評価
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慶大・増井リーグ戦初完封 視察の日本ハム稲葉GM「ヤクルトの石川のよう」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
慶大は今秋ドラフト候補の左腕・増居翔太投手(4年)が、法大打線を2安打に抑えてリーグ戦初完投初完封で先勝した。
自己最速147キロをマークした直球を軸に好投。20日のドラフト会議へ向けて最高のアピールとなる初完封で、視察した日本ハム・稲葉篤紀GMも「ヤクルトの石川のように打者を見ながら投球を組み立てられる」と評価した。
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