日本ハムドラフト1位の日体大・ 矢澤宏太選手が優勝投手、大渕スカウト部長「精神的に強い」

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首都大学リーグでは、20日にドラフト会議で北海道日本ハムからドラフト1位指名を受けた日体大の矢澤宏太投手が、桜美林大3回戦に先発すると、延長10回までを5安打9奪三振1失点に抑え、チームは延長11回に3点を奪って勝利し、4季ぶりの優勝を飾った。

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試合後に涙見せる

先発した矢澤宏太投手は、8回まで無失点を続けたものの、1−0で迎えた9回に1アウト3塁のピンチで自らの暴投で同点をされた。

しかし、タイブレークとなった10回に味方が無得点で終わりったその裏、1アウト2,3塁から連続三振を奪って無失点で切り抜けた。「絶対に三振を取ってやるという強い気持ちだった」と話した。

そして11回表に日体大が3点を奪うと、その裏を2年生の箱山優投手が無失点に抑え、4季ぶりのリーグ優勝を決めた。

試合後に矢澤選手の目には涙があふれた。「秋季リーグは納得がいかない試合が多く、もっとできたという思いもあった。試合に出ていない選手も含めて、チームメートを喜ばすことができて本当に良かった」と話した。

視察した大渕スカウト部長は「彼は精神的に強い。能力だけでなく、価値を引き込む力のある選手」と話した。

大学1年の春に、練習試合でライトにものすごい当たりを見せたのを覚えている。あれから4年、二刀流として成長し、野手としても投手としてもドラフト1位指名選手になった。まずは明治神宮大会出場に向けて関東地区大学選手権を戦い、「負けたら終わりなので、結果を残せるように頑張りたい」と話し、全国制覇を手土産にプロへと飛び立ちたい。

2022年ドラフト会議指名選手一覧
2022年のドラフト会議は10月20日に行われ、支配下ドラフトが69人、育成ドラフトで57人の、合わせて126人が指名されました。
2024年度-首都大学リーグのドラフト候補リスト
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
日体大・矢沢宏太「背番号1奪取計画」の一端明かす 二刀流で「毎試合に出たいとも思って」 - アマ野球 : 日刊スポーツ
ドラフト会議で日本ハム1位指名を受けた日体大・矢沢宏太投手(22)が、「背番号1奪取計画」の一端を明かした。22日に等々力球場で行われた首都大学野球秋季リーグ… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

試合後、矢沢の目には涙があふれていた。試合に勝って涙するのはこれが初めて。チームメートと抱擁を交わし、時折すがすがしい表情を見せながら、優勝の喜びをかみしめていた。「秋季リーグは納得がいかない試合が多く、『もっとできた』という思いもあった。(優勝して)試合に出ていない選手も含めて、チームメートを喜ばすことができて本当に良かった」と万感の思いを口にした。

【大学野球】日体大が4季ぶり25度目のリーグ優勝 日本ハムドラ1・矢沢が10回1失点でV投手 - スポーツ報知
 日体大は延長11回の末、4―1で桜美林大に勝利。4季ぶり25度目のリーグ優勝を飾った。

古城隆利監督は「入学時はチームの中で頭一つ飛び出ていた。4年間でチームを引っ張る本当のエースになってくれた」と矢沢の成長を実感し「勝って泣けるということはやり切っているから。彼らの中で苦労や苦い思いを重ねて勝ち取った勝利で涙が出たと思う」と教え子たちをねぎらった。

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