東洋大がこの日、グラウンドで必勝祈願を行い、155キロ左腕でドラフト1位候補として注目される細野晴希投手が目標を語った。この日は巨人など2球団のスカウトが視察に訪れた。
2球団が視察
この日、必勝祈願を行った東洋大、エースとして期待される細野晴希投手は、「投げる試合は全部勝って、1部に上がりたい」と意気込みを語った。
個人的な目標を聞かれても「1部に上がることしか考えていない」と話したが、「もちろん1位で行ければいいが、順位にこだわりはない」と話し、プロ入りの意思についても確認した。
今年は高校生野手と大学生投手を中心に超豊作と言われるドラフト戦線で、その筆頭格を走るのが細野投手となる。この日の巨人など2球団が視察に訪れるなど、その本気度を示した。
155キロの速球にカーブ、スライダー、カットボール、スプリット、チェンジアップ、ツーシームの変化球を投げるが、「楽に空振りが取りたい」と曲がりの少ないスライダーの習得を目指している。多彩な変化球を投げるが、やはり基本はストレート、155キロの伸びる球を、1年間を通じてで投げられるところを見せられれば、ドラフト1位で複数球団が競合する事になりそうだ。


「超豊作年」と予想される今秋ドラフト戦線は高校、大学、社会人の各カテゴリーで有力選手がひしめく。細野は即戦力左腕として高い評価を得ており既に巨人がドラフト1位候補としてリストアップしている。この日もその巨人など2球団のスカウトが訪れるなど注目度は上昇中。本人は「1部に上がることしか考えていない」とチームを第一に考えながらも「もちろん1位で(プロに)行ければいい」と力を込める。


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