155キロ右腕、平成国際大の冨士隼斗投手にすでに10球団が訪問し視察

大学野球ドラフトニュース 2023年ドラフトニュース

最速155キロの速球を投げ、侍ジャパン大学代表候補の平成国際大・冨士隼斗投手が、昨年の代表候補合宿を教訓に変化球を磨いている。

スポンサーリンク

ツーシーム

冨士隼斗投手は昨年12月に行われた侍ジャパン大学代表候補合宿に参加し、常時150キロを超すストレートを投げて、視察したスカウトを驚かせた。

しかし、紅白戦では慶応大の広瀬隆太選手に一発を浴び「速い真っすぐでも打たれることはある。変化球、特に落ちる球が必要だと思うし、コントロールもよくしたい」と、このオフは制球力の向上と共に、変化球を磨いている。

これまでもスライダー、カーブ、チェンジアップなどを投げていたが、これらの精度を向上させるとともに、24日に出発する宮古島キャンプでは「ツーシームのマスター」をテーマとした。

大島監督も「真っすぐも150キロを超えるまでになって、代表合宿でも少しだけど持ち味を出せ、打たれることもわかった。あとは、決め球になる変化球だと思う。高校時代の夏に投げた経験がなかったが、入学時から考えると遅いペースだけど、心技体の体と心は成長してきているので、まず、この春に技をどれだけアップできるかだと思う」と話し、技術の向上を期待した。

合宿ではストレートの威力は代表の中でトップクラス、ただし全体的に高めの球が多い所はスカウトもチェックをしていた。この春はすでに10球団のスカウトが視察に訪れているが、150キロのストレートが低めに決まり、変化球も使いながら投球することができれば、すでにそのような投球ができている中央大の西舘勇陽投手と共にドラフト1位競合クラスの投手になりそうだ。

2024年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
【2023】侍ジャパン大学代表メンバー
2023年7月8日から米ノースカロライナ、サウスカロライナで行われる日米大学野球選手権に出場する、侍ジャパン大学代表チームメンバー26人が決定しました。
最速155キロの平成国際大・富士隼斗、宮古島キャンプを前に課題示す「ツーシームのマスター」/関甲新学生
関甲新学生野球の平成国際大は24日、宮古島キャンプに出発する。昨秋リーグ戦の関東学園大戦で「無安打無得点試合」(2四球17三振)を記録し、大学日本代表合宿でも最…
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント