明治大・村田賢一投手がリーグ通算１５勝、日米７球団スカウト視察しヤクルトGMが評価

東京六大学では明治大の村田賢一投手が立教大に勝利し、これでリーグ通算を15勝1敗とした。この試合には日米7球団のスカウトが視察し、東京ヤクルトの小川GMが評価をしている。

15勝1敗

この日の試合は、相手の立教大が部内の不祥事により4年生が出場を辞退していた。

村田賢一投手は「かなり風邪気味です。あんまり寝られていない」という状態で、初回に連打と四球で2点を先制されたものの、5回まで10安打を許しながらも失点はその2点に止めた。試合は7−2で勝利し今季3勝、リーグ通算で15勝1敗とし、「負けない投手を目指してきたので、結果としてはよかった。野手に助けられているので感謝です」と負けない投手の本領を発揮した。

この日は日米7球団のスカウトが視察したが、この日は球速も130キロ台前半が多く、評価としては難しい試合となった。それでも東京ヤクルトの小川GMは「悪い状態でも試合を作れる投手。粘りのある投球ができていた」と評価した。

4回にはストレートを完璧にとらえての3ランホームランを放ち、「意外と伸びて、入ったのかという感じだった。びっくりした方が大きかった」と話した村田投手。次戦には体の状態を良くしてほしい。

短いイニングでは150キロも記録する村田投手、その投球をドラフト前のどこかで見せるかどうか注目される。

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