東都リーグ1部2部入れ替え戦では、前日の試合で2回途中で降板した細野晴希投手が連投となる3回戦に先発し、延長10回タイブレークまでを投げぬいて2安打2失点の投球を見せた。
9回まで1安打
1日で修正した。前日の2回戦では1回2/3を投げて4つの四死球を与えて降板したが、この日は連投の先発のマウンドに立つと、最速151キロのストレートとカーブ、スライダー、フォークを織り交ぜ、9回まで1安打の投球を見せた。
井上監督に、「昨日の、あんなぶざまなピッチングではプロに行けないぞ。最後にエースらしいところを見せて終われ」とマウンドに送り出されると、「僕としては後がなかった。ここで変なピッチングはできなかったので、何としても抑えようと思って投げました」と決意のマウンドだった。
9回まで無失点も、味方打線も駒大投手陣を打てずに延長タイブレークに入る。細野投手は10回のマウンドにも登板し、満塁から内野ゴロの間に1点、そしてタイムリーヒットを許してもう1点を与えた。その裏に味方は1点しか奪えず、1-2で敗れた。
延長10回までを投げて2安打11奪三振2失点、7つの四死球を与えたものの、「昨日はストライクを取らないといけないという考えだった。今日はボールでもいいやと、気楽に投げられました」と話し、思い切り腕を振ることに集中した。
細野投手は「最後の最後で勝てないというのは、まだ自分に足りないところがあるのかな、と思いました。ケガなく1年、やることを目標にやっていければと思います」と話し、来年からのプロでの登板を見据えた。井上監督はこの日が最後と話し、今日の4回戦は登板はしない見込み。細野投手は「みんななら、いつも通り投げてくれたら抑えられる。」と話した。
最後にエースの投球を見せた。今日は1部残留を見届けてプロへと飛び立ちたい。
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