早稲田大が始動、吉納翼選手と印出太一捕手の愛知コンビと伊藤樹投手が柱

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早稲田大が1月5日に始動し、新3年生の伊藤樹投手がエース番号の背番号11をつける。主将の印出太一捕手と副将でプロ注目スラッガーの吉納翼選手が新エースを助ける。

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3年生エース

仙台育英出身でプロも注目した伊藤樹投手、昨年秋は4勝を挙げるなどチームの投手の柱として活躍し、3年となる今年は背番号11を背負うことになった。「目標は5勝以上。防御率も含め、目に見えて分かる数字を意識しています」と話す。小宮山監督も「3年生で背負わせるのは、期待がそれほど大きいということ。まだ甘いところがあるので、ピリッとしてほしいという思いもあります」と話した。

昨年の投球について「納得のいかない勝ちもあった」と話す。最速は151キロを記録しているが、「マックス自体は151キロですが、リーグ戦終盤だったり、試合によってアベレージが低いことがある。常時140キロ後半を出せるように体作り、フォームづくりを丁寧にやっています」と話す。

個人的にはまだ高校時代のほうが良かったような部分もあり、エースとして勝ち星はもちろんだが、しっかりと強いストレートを投げて勝てる投手になって欲しいと思う。

来年のドラフト上位候補として見られる事は間違いないが、そのためにはまずは6月の代表候補合宿に参加すること、そして12月の大学代表候補強化合宿では、代表の打者を寄せ付けないような投球を見せてほしい。

愛知コンビ

その3年生エースを支えるのは、主将で捕手の印出太一捕手と、副将の吉納翼選手の愛知県出身コンビだ。

印出選手は中京大中京時代からプロが注目する捕手で、投球やチームのリーダーとして新エースを支えると共に、自らもプロ入りできるような活躍を目指したい。捕手のドラフト候補はあまりいないこともあり、活躍次第で大学NO.1捕手として秋に注目される形になれると思う。

また吉納選手は大学代表候補として力を十分見せつけている。昨年秋は3本塁打を放っており、春は「ずっと掲げてきた三冠王を取りたい」と話す。できればホームランは5本は打って欲しい。

肩の強さも見せている吉納選手はドラフト指名候補として1年間注目される事になる。

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