健大高崎で高校通算30本のホームランを放った佐藤志龍選手が、アメリカ・ニューヨーク州のハーキマー大に進学することがわかった。
俊足
佐藤志龍選手は177cm87kgの三塁手で、高校通算30本の長打力と、50m6.1秒の俊足で注目された選手。
子どもの頃からメジャーリーグに憧れ、昨年に高校野球が終わった後に、野球留学を支援する「アスリートブランド」のセレクションを受け、ハーキマー大からオファーがあったという。
大学が所属するリーグでは、2025年から低反発のバットが導入されるようで、「やっぱり一番の課題は打撃力。パワーの面でも自分より上の選手がたくさんいると思うので、そこは負けじと食らいついていきたい」と、特徴であるバワーをつけていくとした。
また50m6.1秒の足についても「やっぱり日本人で評価されるのは足と守備の面。高校の時は走塁に重きを置いていなかったが、凄く知識をいただいてきたので生かせることがある。」と話し、大学では足も使っていくとした。
アメリカの大学には、花巻東の佐々木麟太郎選手がスタンフォード大に進学する事が話題となっているが、「彼は僕のことを知らないと思いますが負けられない。モチベーションにして頑張りたい」と話す。ハーキマー大は2年制の大学で、2年後には4年制の大学に編入することを目指し、2027年のMLBのドラフト会議で指名されることを目指す。
日本の高校の野球選手が次々と海外の大学に進学する時代にもなってきた。佐藤選手の挑戦を応援したい。146キロ左腕として2年でエースの弟・佐藤龍月投手もまずはセンバツで注目されることになりそうだが、2025年のドラフト候補として非常に注目される存在となりそうで、その進路も気になるところだ。

コメント