この日に日大戦に先発した児玉悠紀投手が、公式戦初となる完封勝利で今季4勝目を挙げ、青山学院大も優勝に王手をかけた。
初完封
先発した児玉悠紀投手はこの日、球速は140キロ前半だが両コーナーの角にしっかりと投げ分け、決め球の鋭いスライダーを使って打ち取った。9回まで日大打線に球を絞らせずに9回101球で4安打7奪三振無四球で完封した。
「きょうは低めに変化球がコントロールできたのが良かった」と話す児玉投手、今季はこれで28回2/3を投げて連続無失点を続けている。この日はリーグ戦初完封をし「ようやく9回を投げきれた。自信になります」と話した。
試合は初回、抜群の勝負強さを見せているドラフト1位候補の西川史礁選手がレフト前ヒットで先制点を挙げると、この1点により1-0で勝利した。西川選手は8回にもセンター前ヒットで打率.400とリーグ首位を走る。
これで青山学院大は8勝0敗とし、今日の2回戦で勝利すれば優勝が決まる。児玉投手は「1人1人、個人個人がやるべきことをやってきたからこその、この8連勝だと思うんで、これからも気を抜かずにやっていきたいです」と話した。
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