大学野球選手権の準決勝では、早稲田大が東日本国際大に4-3で勝利し決勝進出を決めた。吉納翼選手が3ランホームランと犠牲フライの全打点を叩き出した。
ドラフト候補
吉納翼選手はこの日、5回に2点を先制された6回の攻撃で、1アウト1,2塁の場面で打席に入ると、「真ん中やや外よりを狙っていたら、それより甘くきた」と鋭いスイングを見せ、打球はライトスタンドに飛び込む逆転の3ランホームランとなった。
そして3-3のままタイブレークに突入すると、10回の攻撃では犠牲フライで1打点、その裏を無失点に封じた早稲田大が勝利した。吉納選手は「めちゃくちゃヒヤヒヤした試合で、何とか1点ずつと思っていた。ホームランを狙っていなかった。十回も同じ。早稲田の野球をと思った」と話した。
小宮山監督もホームランについて、「打ってくれと全員が思っていたところで、思いが通じたホームラン」と話してたたえた。そしてチームについて「こういう経験が選手を成長させるね」と話し、厳しい戦いで決勝まで勝ち上がってきたチームに強さを実感した。
9年ぶり6度目の優勝を目指す早稲田大、相手は連覇を狙う東都の青山学院大で、東京六大学のプライドをかけて戦う。

【2024】大学野球選手権、決勝の対戦カードと注目選手一覧
全日本大学野球選手権、決勝の対戦カードと注目選手の一覧です。

早大・吉納翼 全4得点叩き出し9年ぶりVに王手 青学大との決戦に「任せてください」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
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早大・吉納翼、逆転3ラン&延長勝ち越し犠飛「何とか1点ずつと思っていた」 青学大との決勝へ/大学選手権
チームの全4得点をたたき出し、2015年以来の決勝に導いた早大の3番打者、吉納がナインと一緒にこれ以上ない笑顔を見せた。

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