侍ジャパンU18代表と対戦した大学代表は、3番・西川史礁選手が4打数2安打で、U18代表の投手に強烈な印象を残した。
フルスイングも
西川史礁選手は1−1で迎えた5回、左腕の田崎颯士投手のストレートをセンター前にはじき返して2点タイムリーヒットとしてこれが決勝打となった。「何とか1点が欲しい場面だったので、甘く入った真っすぐを捉えて、結果が出たのは良かった」と話す。
また7回には前の回に150キロを記録した198cm左腕の藤田琉生投手と対戦すると、初球のチェンジアップを振り抜いて三塁強襲の2ベースヒットでチャンスを拡大した。
9回には今朝丸裕喜投手と対戦すると、ボールとなった変化球の後のストレートをフルスイングしファウルを打った。「真っすぐ一本に絞って、その球が来たが、思っていたよりも球威があってファウルになった」と話す。しかしこのスイングもあってか四球を得た。4打数2安打の打撃だった。
この活躍に視察した中日の岡野スカウトは、「大事な場面で勝負強さを発揮できるのは彼の良いところ。今後もしっかり追いかけたい」と評価した。
今年に入り、ホームランはなかなか見られないものの、3月の侍ジャパン代表の試合から強い打球でヒットを打つ打撃を見せている。また守備でも安定感があり、プロではそういうスタイルの選手になる可能性もある。ドラフト1位指名候補としてこの秋が注目される。
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