明治神宮大会は青山学院大が福岡大に2−1の接戦を制した。来年のドラフト上位候補投手として注目される中西聖輝投手が、8回途中無失点の投球を見せた。
勝てる投手
中西聖輝投手は182cm90kgの右腕投手で、最速152キロの速球を投げる。智弁和歌山時代から注目されている投手で、常廣投手、下村投手が抜けた今年、青山学院大のエースとして活躍し、この秋は6勝0敗で最優秀投手とベストナインに輝いた。
精度の高い投球が持ち味で、この日も最速は147キロで、大体145キロ前後のストレートとスライダー、フォークを丁寧に投げ分け、5回までパーフェクトピッチングを見せる。6回の先頭打者にヒットを許したものの、危なげなく7回までを抑えた。
8回に内野安打と死球で1アウト1,2塁のピンチを作り降板し「自分の弱さが出た。完封できるレベルではない。悔しい気持ちでした」と話したが、7回1/3を3安打無失点に抑えて2−1での勝利に、「トーナメントということを考えると、やはり勝てたのがうれしかった。自然と笑顔になりました」と話した。
来年のドラフト候補として注目される投手で、この日も視察した中日の岡野スカウトは「投手として全体的なレベルが高い。ストライク先行で自分から崩れることがない。勝てる投手です」と高く評価している。来年はこのままの状態でもドラフト1位か2位でのになるのではないかと予想される。
昨年は明治神宮大会の決勝で慶応大に敗れて大学4冠はならなかった。今年もここまで3冠となっており、最後の栄冠を取りに行く青山学院大、エース・中西投手の投球にかかっている。
2025年ドラフト候補一覧
2025年のドラフト候補選手一覧です。(最新の評価は「ドラフト候補選手とみんなの動画」をご覧ください)
2025年度-大学生のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
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大学の部は、東都リーグの春秋V、全日本大学選手権制覇と合わせた大学4冠を目指す青学大が福岡大(九州3連盟)との投手戦を制し、準決勝に駒を進めた。智弁和歌山のエースとして21年夏の甲子園を優勝した実績
青学大4強 昨年は決勝で涙…初Vで5校目4冠へ “新大黒柱”中西7回1/3零封 - スポニチ Sponichi Annex 野球
高校、大学ともに準々決勝2試合ずつを行った。大学の部では東都リーグ4連覇を果たし、初優勝を目指す青学大が福岡大に2―1で競り勝った。来秋ドラフト候補の最速152キロ右腕・中西聖輝(まさき)投手(3年)は先発して8回途中まで無失点と好投した。高校の部では初出場だった伝統校・広島商が東海大札幌(北海道)を3―0で下した。
【明治神宮大会】来秋ドラフト候補青学大・中西聖輝「大好きな4年生と戦えて楽しい」7回無失点 - アマ野球 : 日刊スポーツ
青学大(東都大学野球連盟)が福岡大(九州3連盟)を破り、準決勝進出を決めた。青学大の中西がチームの大黒柱として腕を振った。直球と変化球で緩急をつけ、7回1/3… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
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