154キロの速球を投げ、来年のドラフト候補として注目される東洋大の島田舜也投手、高校や大学の先輩がプロ入りし、来年は世代ナンバーワン投手となってその背中を追う。
先輩がプロ入り
東洋大の島田舜也投手は、185cm88kgの恵まれた体から154キロの速球を投げ、来年のドラフト候補、上位候補になるかもしれないと注目の右腕投手。先日行われた侍ジャパン大学代表候補強化合宿にも参加した。
東洋大では今年、一條力真投手が千葉ロッテにドラフト3位で、岩崎峻典投手が福岡ソフトバンクにドラフト6位で指名された他、木更津総合で1年先輩だった篠木健太郎投手が横浜DeNAにドラフト2位で指名されている。
この日は東洋大が川越のグラウンドで、将来の野球選手に向けた少年野球教室が行われた。横浜市出身の島田投手は、小学生時代に横浜DeNA主催の野球教室に参加しており、「プロ野球選手が目の前にいて、すごいなって」と感動した経験があり、「距離感を感じてしまうと思うので、縮めて接するように心がけていました」とトスバッティングの上げ手などをしながら、「ナイスバッティング!」と声をかけていた。
少年の頃に抱いたプロ野球選手の夢に向けて成長し、154キロ右腕となって来年、その夢が叶う所まで成長、評価をされている。「世代ナンバーワン投手といわれるように、この冬しっかり土台をつくってやっていきたい」と話し、その夢を掴み取る。
力のあるストレートは十分魅力で、現在はリリーフで投げているが、試合では更に圧倒的な投球をするために、この冬はストレートを更に磨くのか、それとも制球や変化球を磨くのか、いずれにしてもまだ成長の余地が大きな投手だと思う。
来年春にどんな球を投げるようになっているのか、非常に注目される。個人的にはドラフト2位以上で指名される投手になるのではないかと期待している。
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