大型アスリートスラッガー、東洋大・花田旭選手がドラフトへ向けて逆襲の5本塁打誓う

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東都大学野球リーグで、今秋ドラフト候補の東洋大学・花田旭外野手(4年=大阪桐蔭)が、ラストシーズンでの巻き返しを誓っている。今春にベストナインを獲得した走攻守三拍子そろった逸材は、夏場の肉体改造でパワーアップ。チームの浮上と自身の夢の実現へ、すべてを懸ける。

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1部で感じた力負け、夏は6kg増の肉体改造

3季ぶりに1部へ復帰した今春、花田旭選手は打率.273、2本塁打、3盗塁と活躍し、外野手のベストナインに輝いた。大阪桐蔭でも186cmの体から痛烈な打球を飛ばしており注目されている選手が1部でも活躍を見せた。しかし、本人は「1部の投手の速い球に力負けしている」と課題を痛感。その悔しさをバネに、夏場は徹底的な肉体改造に取り組んだ。

食事を1日3食から4食に増やし、ウェートトレーニングの強度も上げた結果、体重は春の82kgから88kgへと6kg増加。「ヒットに対する長打率が上がった」と、確かな手応えを感じていた。

逆襲へ、目標は打率3割&5本塁打

しかし、秋季リーグはチームが開幕4連敗と苦しいスタート。花田選手自身も1本塁打は放っているものの、打率は2割を切っており、1部の壁にぶつかっている。それでも、「やはり打率にはこだわりたいし、体重も増やしたのでホームランも気にしていきたい」と、ラストシーズンでの目標に「打率3割、5本塁打」を掲げた。

187cm88kgの体にも関わらず、50m6秒2の俊足でもある選手で、「守備、走塁、バッティングもそうですが、足を生かしていきたい」と語る。チームを1部残留に導き、ドラフトでの指名を勝ち取るため、残りの3カードにすべてを懸ける。

一昔前の評価であれば「社会人で見てみたい」という評価をされたと思うが、今は育成枠もあり、社会人野球よりもプロで、抜群の身体能力を伸ばすほうが可能性がありそうだと感じる。体を作り、それを打撃にアジャストさせていくための時間は、もう少し必要かもしれず、結果が出てくるのは来年かもしれない。

セ・リーグのDH導入という事もあり、大阪桐蔭時代から評価されている右の大砲候補だけに、支配下ドラフトでも指名の可能性は十分ある。

花田 旭 プロフィール

  • 氏名:花田 旭(はなだ あさひ)
  • 所属:東洋大学 4年
  • 出身:大阪桐蔭高校
  • ポジション:外野手
  • 投打:右投右打
  • 身長・体重:187cm・88kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト候補。走攻守三拍子そろった大型外野手。2025年春に東都大学リーグ1部でベストナインを獲得。大阪桐蔭3年時に春夏連続で甲子園出場。
2025年度-大学生外野手のドラフト候補とみんなの評価
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東洋大・花田旭、体重増加で本塁打もマシマシ狙う 秋の目標は3割&5発 - スポーツ報知
アマ球界の注目選手を紹介する「ドラフト報知」は、東洋大の花田旭外野手(4年=大阪桐蔭)にスポットを当てる。今春の東都大学リーグでベストナインを獲得。走攻守の三拍子がそろい、伸びしろも十分だ。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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