九州共立大・松山優太捕手が侍ジャパン大学代表候補へ、兄・翔太に続き「兄弟で日の丸」目指す

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12月5日から愛媛・松山で行われる「侍ジャパン大学代表候補選手強化合宿」のメンバーに、九州共立大学の松山優太捕手(2年・鵬翔)が選出された。5歳上の兄・松山翔太選手(西部ガス)は今年9月のアジア選手権で社会人日本代表として日の丸を背負った実績を持つ。兄の背中を追い続けてきた弟が、大学で「侍」入りのチャンスを掴み、兄弟での日本代表入りを目指してアピールする。

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兄の助言で開花した強肩、送球タイム1.8秒

松山優太選手にとって、兄・松山翔太選手は常に道しるべだった。ソフトボールを始めた小学校時代からずっと兄と同じチームでプレーし、中学時代に兄を知る監督の勧めで捕手に転向した。しかし、当初は肩に自信がなく悩んでいたという。

転機は鵬翔高校入学前。兄から「このままじゃ無理だ。上に投げず低く強く投げろ」とスローイングの手ほどきを受けると、送球は見違えるように力強さを増した。高校1年秋から正捕手の座を掴み、今では二塁送球タイム1.8秒というプロ並みの強肩を誇るまでに成長した。

2年生正捕手としてリーグ優勝貢献、兄超え誓う

九州共立大では今春から正捕手に定着。ソフトバンクドラフト2位の稲川竜汰投手ら上級生投手陣をリードし、6季ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。上原忠監督も「構える姿に安心感がある」と全幅の信頼を置く。

「兄とは日本代表の話をしたことはないけど、自分も日の丸をつけたい」。目標は兄を超えること。全国のトップレベルが集う合宿で、持ち前の明るさと強肩を武器に猛アピールし、兄弟揃っての「侍戦士」への道を切り拓く。

捕手では唯一の2年生で選出となる松山選手、青学大の渡部海選手、立命館大の西野啓也選手、亜細亜大の前嶋藍選手といった、全国的に名が知れ渡っていて、来年のドラフト候補として注目される3年生の中で思い切りプレーをし、スタンドに集まる多くのスカウトにアピールをしたい。

松山優太 プロフィール

  • 氏名: 松山 優太(まつやま・ゆうた)
  • 所属: 九州共立大学(2年)
  • 出身: 宮崎県(鵬翔高校卒)
  • ポジション: 捕手
  • 投打: 右投右打
  • 主な特徴や実績: 二塁送球1.8秒の強肩を誇る守備型捕手。2年生ながら名門・九共大の正捕手としてリーグ優勝に貢献。兄は社会人日本代表の松山翔太(西部ガス)。
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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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