北海道日本ハムがスカウト会議、候補選手のリストアップはせず

北海道日本ハムドラフトニュース2013年ドラフトニュース

 北海道日本ハムは千葉県のファイターズタウン鎌ヶ谷で今年初となるスカウト会議を開いた。候補選手のリストアップなどは行わなかった。

 昨年、大谷翔平選手を果敢に指名し獲得に成功した北海道日本ハム、一昨年も菅野智之投手を指名するなど、「その年の一番良い選手を指名する」と言う方針で、ここ数年のドラフト会議では最も攻めている球団に見える。その結果も伴って、昨年はパリーグで優勝している。

 そんな北海道日本ハムは、最初のスカウト会議では新任スカウトの顔合わせを行い、またスカウティングの方針などを確認するにとどめた。選手のリストアップは次回2月に開催する会議で行うとの事。候補選手の初練習にも顔を出さないなど、スカウト活動のこれまでの慣例を取りやめ徹底した効率化をしているように見える。だからこそ菅野智之投手を獲得できなかったのかもしれないが、改革の初期はそういう問題は起きる。

 報道では九共大・大瀬良大地投手をリストアップしたとあるが、今年のドラフトで一番良い選手となりそうなのは今の所、桐光学園・松井裕樹投手、大阪桐蔭・森友哉捕手、九共大・大瀬良大地投手、JR東日本・吉田一将投手となりそうで、この4人から指名があるのではないかと思う。

 

Fスカウト会議 - スポーツ報知:2013/1/11

 

球界情報 スカウト会議 - ニッカンスポーツ紙面:2013/1/11

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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