東洋大・原澤健人選手、今岡誠選手以来の1年生4番に

大学野球ドラフトニュース2017年ドラフトニュース

 東洋大の高橋監督は、今年入部してきた1年生の原澤健人選手を4番候補と見ていることが分かった。

 

184cm96kg

 原澤選手は前橋工業出身のスラッガーで、高校通算17本塁打を記録している。体が特に大きくて184cm96kg、その体から放たれるホームランは推定飛距離130mを超え、3年生夏の群馬大会では敷島球場で場外ホームランを放ち関係者に衝撃を与えた。

 東洋大の高橋監督は、「落合2世。早いうちに主軸に据えたい」と話して原澤選手の打撃センスを評価、しなやかな打撃から東都通算12本塁打を放った今岡誠選手(1996年阪神ドラフト1位)以来の1年生で4番に起用する方針を決めている。

 

1部昇格へ

 東洋大は大場翔太投手や藤岡貴裕投手など大エースの存在で2007年、2008年は4季連続リーグ制覇、それ以降も2011年までは春季で連続優勝し黄金期を作っていた。しかし藤岡投手が卒業するとそれ以降の若手が伸びなやみ、2012年秋に2部に降格してしまう。2013年秋は2部で優勝し入れ替え戦に臨むが、駒大に2試合を無失点に抑えられ1部昇格はならなかった。

 名門復活に向けて今年は常総学院でエースを勤めた飯田晴海投手や浦和学院で2番手投手として活躍した山口瑠偉投手などが加入し先発陣の強化を図った。そして野手でも原澤選手が主軸に座る事になれば、戦力が一変していく事になりそうだ。

 今年から2部リーグは各大学のグラウンドで行われ、ホーム&アウエー方式で行われるためスカウトの目が届きにくくなり、2部降格によってその大学に入学を希望する選手が減る可能性もある。東洋大にとっては命がけの1部昇格という事になりそうだ。

 

 東都大学2部リーグの東洋大に期待の新人が加入した。

 前橋工で高校通算17本塁打を放った原沢健人内野手で、高橋昭雄監督は「落合2世。早いうちに主軸に据えたい」。今春リーグ戦で93年今岡誠(元阪神)以来の1年生4番として起用する方針を示した。甲子園出場こそないが、柔らかい打撃と1メートル84、96キロの体格が武器の原沢は「しっかりと結果を残したい」と意気込んだ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント