富山商・森田駿哉投手が5安打11奪三振1失点完投

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 高校野球北信越大会は2日目4試合が行われた。富山商のプロ注目左腕・森田駿哉投手が小松大谷戦に先発すると、140km/h前後のキレの良いストレートで終盤にかけて快投ぶりを見せて5安打11奪三振1失点で完投勝利した。

北陸NO1左腕

 森田駿哉投手は180cmの左腕投手で、しなやかな腕の振りから低めに伸びるストレートを投げる投手として、プロから注目されていた。球速も2年時に143km/hを記録していたが、4月29日の高岡南戦では146km/hを記録したようで、まだまだ成長を続けている。

 この日の小松大谷戦では序盤こそ制球を乱したものの粘りを見せて無失点に抑えると、5回には三者三振、7回にも三者三振と快調に三振を奪った。9回に2ベースとタイムリーで1失点し完封を逃すものの5安打11奪三振1失点で堂々の完投勝利を挙げた。

 夏にはさらに注目される事になるであろう左腕投手、どんな活躍を見せるのか今から楽しみだ。

 

その他の試合

 北信越大会ではその他に春江工・坂井、日本文理、福井工大福井が勝ち上がった。ドラフト上位候補に名前の上がる日本文理・飯塚悟史選手は投手としては、序盤にホームランなどで先行されたものの、中盤に落ち着きを取り戻して7安打7奪三振2四球、4失点で完投勝利を挙げた。

 一方、富山国際大付の187cm右腕・西田大起投手は初回から制球が定まらず四球からの失点などで4回0/3で降板した。しかし2回には飯塚投手からホームランを放ち2試合連続ホームランを記録、打者としてもパワーも評価されそうだ。

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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