FA選手獲得にヤクルト、巨人が動く

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 FA公示されたのは8選手、その中で東京ヤクルトが今年の主役となりそうだ。

8選手が公示

公示されたのは以下の8選手

国内
海外
選手名 球団 推定年俸 ランク 交渉球団、希望など
海外 鳥谷敬 阪神 3億円 A メジャー移籍
国内 能見篤史 阪神 1憶5000万円 B 阪神残留
海外 小谷野栄一 北海道日本ハム 7000万円 C オリックス、埼玉西武
国内 大引啓次 北海道日本ハム 7000万円 B 東京ヤクルト、オリックス、東北楽天
海外 金城龍彦 横浜DeNA 4000万円 C 巨人
海外 相川亮二 東京ヤクルト 1億1000万円 B 巨人
国内 成瀬善久 千葉ロッテ 1憶4400万円 B 東京ヤクルト、オリックス
国内 金子千尋 オリックス 2億円 A ポスティングによるメジャー移籍

 

 能見投手は阪神に残留することを決めており、鳥谷選手はメジャーリーグを視野に、また金子投手もポスティングによるメジャー移籍を目指す。

 

東京ヤクルトが主役か

 東京ヤクルトがいち早く動きそうだ。成瀬投手と大引選手の獲得に向けて、交渉解禁となる今日にも真中監督も出馬しての交渉を行うとのこと。先発投手、そして遊撃手に課題のあったチームにとって、共に獲得したい選手だろう。

 ただし、成瀬選手にはオリックスが、大引選手もオリックスや東北楽天が獲得に興味を見せている。成瀬投手は在京球団志望という事で東京ヤクルトへの移籍が濃厚とみられる。

 

巨人も動く

 例年FAで主役となる巨人だが、今年は金子投手がメジャー移籍の気持ちが強いようで積極的ではなかった。それでも阿部選手がファーストへ転向する事もあり相川捕手を、また手薄となっている外野手として金城選手の獲得を目指す。他に獲得に乗り出している球団が無い事から、獲得は濃厚とみられる。

 大物選手が海外移籍を希望し、また巨人や福岡ソフトバンク、阪神といった球団が動きが大人しかった事から、やや静かなFA解禁となりそうだ。ただし3球団とも補強は十分とは考えていないだろう。外国人の獲得もあるだろうが、大型トレードの可能性もでてきそうだ。

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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