清宮幸太郎選手がドラフト候補からホームラン、7試合で10発

高校野球ドラフトニュース2017年ドラフトニュース

早稲田実が津田学園と練習試合を行い、プロ注目の津田学園・水谷翼投手から、清宮幸太郎選手が89号ホームランを放った。

弾丸ライナー

清宮選手はこの日、津田学園との練習試合で4回、182cm88kgの本格派右腕・水谷投手のカーブを捉えると、右中間ネットにライナーで突き刺すホームランを放った。水谷投手は「ちょっと球が内に入ったけど、高さは悪くなかった。オーラがあって怖かった」と話すと、捕手の久保田選手も「スイングが消えた。体が回ったところでバットが見えなかった」と話した。

高校時にPL学園で福留孝介選手の1年後輩だった津田学園の佐川監督も「普通ならセカンドゴロ。バットの振り幅が凄く広い。高校生のスイングじゃない」と話し、「スイングの力は福留さん以上。」と驚きを隠さなかった。

7戦10発

球の捉え方は福留選手に近いものがあるかもしれない。打撃の柔らかさでは高校時代の福留選手の方がよかった気がするが、インコースに来た時の振り抜きや打球は福留選手以上だと思う。

これで清宮選手は春にセンバツなどでもホームランが出ずに苦労していたが、春季東京大会の準々決勝で1発が出てから、7試合で10本のホームランを放っている。そしてこの7試合でヒット13本で、そのうち10本がホームラン、2本が2ベースヒット、この日は第5打席でシングルヒットを放ったが、7試合ぶりの単打だった。

怪物の名にふさわしい選手に、さらに成長をしている。

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佐川竜朗監督は「スイングの力は福留さん以上。ウチの捕手も“スイングが消えた”と言っていた」と目を丸くした。

 春季三重県大会で準優勝した津田学園の水谷は「(打たれたのは)外角(のボール)からストライクになるカーブ、ちょっと中に入ったけど高さはよかった。オーラがあった」と清宮との対戦を振り返った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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