市西宮の山本拓実投手は167cmと小柄だが最速145キロの速球を投げ、阪神、北海道日本ハムなどが注目をしている。
報徳学園を抑え込む
この日の春季兵庫大会準々決勝では、センバツベスト4の報徳学園と対戦すると、山本拓実投手は5回2アウトまでパーフェクトピッチングを披露、140キロ台の速球と2種類のスライダーなど変化球を織り交ぜ、テンポよく抑えていった。
その後ヒットを許したものの、8回まで3安打2失点に抑える好投を見せた、試合は1-2で敗れたものの、全国区のチームを相手に堂々のピッチング、センバツで活躍した3番・小園海斗選手、4番・篠原翔太選手もノーヒットに抑えた。
進学校
山本選手にはこれまでに阪神、北海道日本ハムなどのスカウトが視察に訪れていたというが、市西宮高校は偏差値60後半の進学校で、山本投手も大学に進学する予定だという。しかし、将来はプロ入りを目指しており、「甲子園に出るチームを体験したことで、夏へ向けてイメージがしやすくなった。」と、甲子園出場を目指す。
市西宮は夏の甲子園の開会式で、女子生徒がプラカードをもって参加をしていることで有名だが、今年は、市西宮のプラカードを持って行進となるか注目したい。
身長167センチと小柄だが、全身を使ったフォームからキレのある直球を投げ込む。自身と同じく小柄な楽天・則本に憧れており、強気の投球が持ち味。2種類のスライダーなど5種類の変化球を操り、昨夏の兵庫大会1回戦・香住戦は参考記録ながら8回を投げてノーヒットノーランを記録した。
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