丹生高・玉村昇悟投手が1安打16奪三振完封

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春季高校野球福井大会では、丹生高校の145キロ左腕・玉村昇悟投手がベールを脱いだ。三国高校を相手に9回を投げて8者連続を含む16三振を奪った。

ノーヒットノーラン未遂

玉村昇悟投手はこの日、序盤から三振を奪い続けると、大会タイ記録となる8者連続三振を記録した。また許した1安打も、一塁走者に打球が当たった事から守備妨害となり、記録では内野安打となってしまったものだった。それでも玉村投手は「ノーヒットノーランは意識していなかった」と話した。

マウンド上で良い球が行くと笑顔を見せる。秋田経法大付時代の小野仁投手のように、無垢で力を証明してみせる。「体幹をかなり鍛えたので、軽く投げても球に力がある」と話し、伸びのあるストレートとカーブで次々と三振を奪う。「イニングや打者ごとに力配分を変えている」と投球術も身につけている。

それでもこの日の投球を見てみた春木監督は「良いときの6、7割」と話した。9回1安打16奪三振完封勝利、そして次は昨年夏の覇者・敦賀気比と対戦する。強豪を相手にどんなピッチングを見せるか注目したい。

2019年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト
2019年度-高校生-福井県のドラフト候補リスト

昨秋に2試合連続完封した好左腕。注目が集まる初戦のマウンドで一冬の成果をかいま見せた。「体幹をかなり鍛えたので、軽く投げても球に力がある」と玉村。この日は「良いときの6、7割」(春木竜一監督)と本調子からほど遠くても、カーブと直球のコンビネーションで的を絞らせない。「イニングや打者ごとに力配分を変えている」と巧みな投球術も見せるなど、完成度の高さを示した。

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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