春季高校野球九州大会では、西日本短大付がセンバツに出場した日章学園に勝利、江崎陸投手とプロ注目の神宮隆太捕手のバッテリーが完封した。
福岡大会で3完封
江崎陸投手は最速は136キロで背番号は10をつける。エースは142キロのストレートを投げる山下大輔投手だが、その山下投手が春の福岡大会初戦に左脇腹の肉離れで離脱すると、福岡大会では3試合に完投し2完封をしている。
そしてこの日の日章学園戦でも99球を投げて6安打無四球で完封、この春3度目の完封勝利を挙げた。その立役者が、プロも注目する捕手・神宮隆太選手だ。この日、江崎投手は3回まで5安打を許し苦しい投球をしていた。しかし、「相手が振ってくるので、ストライクからボールになる変化球を投げさせた」と配球を変えると、4回以降は9回2アウトに3ベースヒットを許すまでヒットを許さなかった。
神宮選手はこの日、8回に待望の追加点となるタイムリー2ベースヒットを打ち、リードと打撃で投手を助けた。高校通算23本塁打の打撃もあり、プロの注目度も高い。
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西日本短大付、江崎完封 2019/4/21
西日本短大付・江崎が無四球完封「制球には自信」 – 高校野球 : 日刊スポーツ 2019/4/21
3回までは毎回先頭打者に安打を許し、ピンチを招いた。なんとか無失点で切り抜けると、4回から8回まではパーフェクト投球。結局、6安打無四球の完封だった。「制球には自信がある。今日はスライダーが良かった。捕手のリードにも助けられました」とニッコリ。プロ注目の神宮隆太捕手(3年)が4回から配球を変える工夫もあり、福岡大会を含めてこの春3度目の完封勝利に笑みが消えなかった。
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