北九州・木村仁投手が9回2安打11K、オリックススカウトが視察

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北九州の146キロ右腕・木村仁投手が、福岡大会2回戦の中間戦で先発し、9回2安打2失点11奪三振で完投勝利を挙げた。

スライダーで空振り奪う

木村仁投手は180cm80kgの右腕で、勢いがあるダイナミックなフォームから146キロの速球を投げ、6月の別府翔青との練習試合では18三振を奪っている。

この日は2回に死球でランナーを許し、自らのバント処理のエラーでランナーを3塁まで進ませ、そして犠牲フライを打たれて1点を失った。「最初は緊張していた」と話す。

しかし、「途中から球が走ってきたので自分のリズムで投げられた」と話し、6回に2本のヒットでもう1点を失ったものの、それ以外のイニングではヒットを許さなかった。球速は142キロ止まりで調子は良くなかったが、9回123球を投げて2安打2失点、得意のスライダーが冴えて11個の三振を奪った。

視察したオリックスの縞田スカウトは「直球に力強さがある。これからが楽しみだ」と話し、木村投手に注目した。

木村投手はソフトバンク・千賀投手の映像を繰り返し見て研究し、今大会の目標に「150キロ&勝てる投手」を掲げている。まずは勝利を手にし、次は150キロを目指す。

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ネット裏で観戦したオリックス縞田スカウトは「直球に力強さがある。これからが楽しみだ」と将来性を高く評価した。

北九州木村 11K発進 西日本スポーツ紙面 2019/7/7

 

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
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