履正社・井上広大選手が3戦連発で甲子園、東北楽天スカウト「鍛えがいがある」

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履正社のプロ注目スラッガー・井上広大選手が3試合連続となるホームランで甲子園出場を決めた。この試合には東北楽天のスカウトが視察に訪れた。

3戦連発

金光大阪に先制を許した履正社は、1-2の4回、4番の井上広大選手が変化球を振りぬくと、レフトスタンドに放り込むホームランを放って同点に追いついた。これを皮切りに履正社打線が爆発し、6番の野口海音選手の2ランホームランで逆転し、7-2で勝利して甲子園出場を決めた。

井上選手はセンバツでも注目スラッガーとなっていたが、初戦で星稜の奥川恭伸投手と対戦し、手も足も出ずに敗れた。その後、「体の中心で打つように心がけた」と打撃フォームを改造し、確実性を高める打撃を目指した。そしてもともとあった飛距離と加わり、今大会はこれで4本目、準々決勝から3試合連続のホームランとなって結果を出した。高校通算は46号。

この日は東北楽天の愛敬スカウトが視察し、「ナイスバッティング。ファーストストライクから甘い球を仕留められるようになった。体格もいいし、鍛えがいがある。右打者で長打を打てるのが魅力的」と評価、東北楽天は和製大砲の獲得を目指し続けているが、なかなか出てきていない状況があり、井上選手は右の大砲として指名の可能性の高い選手だろう。

この夏の甲子園で、こんどこそホームランを放ち、その力を証明して、秋、将来に繋げて行きたい。

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楽天愛敬スカウト(履正社井上の打撃に)「ナイスバッティング。ファーストストライクから甘い球を仕留められるようになった。体格もいいし、鍛えがいがある。右打者で長打を打てるのが魅力的」

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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