和歌山大会で66K、那賀・谷脇弘起投手は大学進学へ

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143キロのストレートと鋭いスライダーを投げ、和歌山屈指の右腕とプロも注目していた那賀の谷脇弘起投手が、決勝で力尽きたものの和歌山大会新記録の66奪三振を記録した。

和歌山大会新記録

那賀の谷脇弘起投手は180cmの右腕投手で、最速143キロの速球を投げプロのスカウトもマークをしていた。

今大会は決勝まで勝ち上がったが、準決勝までに55奪三振を記録し、大会記録を上回っていた。そして迎えた智弁和歌山との決勝戦、さすがの強豪の打線は谷脇投手に襲い掛かり、15安打で12失点をした。それでも11三振を奪うなど意地を見せ、これまでの大会記録を12も上回る66奪三振の新記録を打ち立てた。

谷脇投手は高校で投手に転向し、1年生の頃から登板をすると、3年生でエースナンバーを背負い、プロ注目の投手まで成長した。中学時代に内野手から投手に転向をさせた恩師の竹中氏は「素質があったから投手に転向させた。精神的に弱い部分があり、勝ちきれないところがあったが、決勝までくる勝てる投手になった」と成長した姿を焼き付けた。谷脇投手も「少し成長した姿を見せられたと思う。」と話した。

また高津監督には「高校では多くの試合を経験できたことで自信が持てた。1年生から試合で使ってくれたことがありがたかった」と感謝の気持ちを述べた。

谷脇投手は大学に進学をし、野球を続ける。大学野球でまた名前を挙げ、2023年のドラフト候補となることを期待して待ちたい。

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今後は大学進学を希望。支えてくれた周囲にさらなる成長を見せる。

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