U18W杯、アメリカのエースは195cmから約156キロ

高校野球ドラフトニュース侍ジャパン

8月30日から開幕するU18W杯は、アメリカがこれまで4連覇をしている。日本も佐々木朗希投手、奥川恭伸投手などを擁し、史上最強の投手陣で挑むが、アメリカのエース・アベル投手は195cmから156キロの速球を投げるという。

5連覇目指すアメリカ

アメリカはすでにU18W杯に出場するメンバーが決まっており、実戦を行っている。来年のメジャーリーグのドラフト1巡目指名が確実視されている8人をメンバーにそろえており、5連覇を目指している。

この日は南カルフォルニアの高校選抜と対戦をしたが、14安打21得点で大勝した。1番・クローアームストロング、2番・ハッセル、5番・ブコビッチ選手などは来年のドラフト1位有力選手で、ハッセル選手は3ベースヒット2本に盗塁を決めると、ブコビッチ選手も4打点を挙げた。また、ともに投手としても投げられ、ブコビッチ選手は7回から登板した。大谷選手の影響で二刀流選手が増えている他、メンバーは捕手と内野手、内野と外野など複数のポジションをこなせる選手がそろっているという。

また、投手ではエースと期待されるアベル投手は195cmから約156キロの球を投げ、スライダー、チェンジアップの変化球も良く注目されている。この日は2回2安打2失点だったというが、こちらも来年のドラフト1位候補の一人。

アメリカとはグループリーグの3戦目(9月1日)に対戦するが、勝ち上がった時には決勝で必ず対戦する相手となるだろう。佐々木投手や奥川投手との対戦が注目されそうだが、侍ジャパンはアメリカの投手陣から、慣れない木製バットを使って得点を奪えるかどうかという事になりそうだ。

U18代表メンバーについて考察
侍ジャパンU18日本代表メンバー(2019)一覧

米国代表は投手陣の前評判も高い。エースとして期待される右腕アベルは3回から2番手で登板。2安打2失点だったが、2イニングを投げて本番へ調整を進めた。1メートル95、83キロの体格を誇り、最速97マイル(約156キロ)の直球に加えてスライダー、チェンジアップなど変化球も切れ味が鋭く、日本代表にとって厄介な相手となる。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント