昨年、高校生遊撃手でプロ注目の一人だった静岡の相羽寛太選手が、ヤマハに進み3年後のプロ入りを目指す。
プロ入りを断念
相羽寛太選手は、静岡高校で1年時よりショートで超高校級の守備を見せ、近江の土田龍空選手、星稜の内山壮真選手などと共に注目されていた。元々、高校からプロ入りを目指していたものの、2年夏の甲子園で津田学園戦で4打数ノーヒットに終わり、「無力さを実感しました」と話して「社会人で力をつける」として社会人野球に進むことを決めていた。
今年からヤマハでプレーをする。地元の強豪チームに進むことがきまった。「レベルが高いチームなので、まずはみんなに追いつけるように頑張りたい」と話す。まずは課題の打撃で、木製バットで振り込みをする。
静岡高校からは、ヤマハに進み今年のドラフト会議で横浜DeNAに5位で指名された池谷蒼大選手が、社会人3年目でプロ入りを果たした。相羽選手も「自分も続けるように努力していきたい」と、3年でのプロ入りを目指す。
高い守備力は1年目から二遊間として起用されることもあるだろう。その中で打撃で結果を残し、2023年のドラフト会議では社会人屈指の遊撃手として注目される選手になりたい。

3年後のプロ入りを視野に入れる。静高からヤマハへ進み、今季プロ野球DeNA入りした池谷蒼大投手(21)を例に挙げ「自分も続けるように努力していきたい」。昨秋には、ヤマハの都市対抗初戦を東京ドームで観戦。大舞台の雰囲気を感じ、自身の将来をイメージした。「地元のチームに入るので、地域の方に応援してもらえる選手になりたい。1年目からレギュラーを目指します」と意欲を示した。
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