健大高崎の146キロ右腕・今仲泰一投手が、練習試合で連発し、5回を3安打無失点に抑える好投を見せた。
復帰戦
今仲泰一投手は180cmの右腕投手で最速はこれまでに146キロを記録している。しかし、昨秋の群馬大会3回戦の後に右肘を故障し、実戦マウンドから遠ざかっていた。
この日は復帰後初の対外試合となったが、球速は130キロに届かなかったものの、フォークボールを交えて5回を3安打無失点、無四球の投球に「球速は出ていませんでしたが、いい感じでゲームを作ることができました」と話した。
今仲投手は秋は68kgと細かったが、現在は80kgと冬で増量に成功し、「これまでは上半身に力が入りすぎて、コントロールが良くありませんでした。足腰を鍛え、下半身主導を意識することで、変わってきたと思います」と話す。
復活、そして成長した姿を見せた今仲投手、センバツ出場を決めてくれたナインに対して、甲子園では自分が結果で恩返しを果たす。この日は6球団のスカウトが視察に訪れていたが、センバツで140キロを超える球を投げれば、ドラフト候補として注目される投手となりそうだ。

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直球は140キロに届かなかったものの、切れはまずまずで、得意のフォークを織り交ぜて相手打線を3安打に封じた。「球速は出ていませんでしたが、いい感じでゲームを作ることができました」と今仲。与四死球はゼロで、テンポのいい投球が光った。
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