智弁学園の前川右京選手が夏初戦で2打数1安打2盗塁の活躍を見せた。この試合には4球団のスカウトが視察をしている。
2盗塁
この日の西和清陵戦で前川右京選手は3番レフトで出場すると、初回のノーアウト1,2塁の場面でライト前にタイムリーヒットを打ち、そこから盗塁をしかけて相手の暴投を誘い、一気に3塁まで駆け抜けた。
また4回にも四球で出塁すると盗塁を決め、追加点に貢献した。「長打だけでなく守備、細かな走塁を大事にすることをより意識できた」と話し、この日は2打数1安打2盗塁の活躍だった。
高校通算35本塁打の前川選手、ホームランは出なかったものの、視察した4球団のスカウトのうち、千葉ロッテの三家スカウトは「緩いボールをしっかりとコンタクトしてヒットにしていた。3打席目では四球を選ぶなど、打つときは打つ、選ぶときは選ぶといったチームプレーのできる選手。また走る姿勢も良かった」と評価し、「さらにもっと振りも鋭くなると思う。そういう素材を持っている」と、打撃についてもさらに良くなると話した。
前川選手は、「全員で甲子園に行って、この学年で、智弁学園でやってきてよかったと思える大会にしたい」と話し、甲子園出場をしてこの学年の集大成とすることを誓った。

プロ4球団が視察するなかで前川はこの日2打数1安打2盗塁。ロッテの三家和真スカウトは前川の各打席を振り返り、「緩いボールをしっかりとコンタクトしてヒットにしていた。3打席目では四球を選ぶなど、打つときは打つ、選ぶときは選ぶといったチームプレーのできる選手。また走る姿勢も良かった」と語った。
初回無死一、二塁。追い込まれてから、右翼へ先制の適時打を放った。「前脚を柔らかく使って拾えた」。プロ4球団が視察に訪れ、ロッテ・三家スカウトは「さらにもっと振りも鋭くなると思う。そういう素材を持っている」と期待を寄せた。チームは初回に打者一巡の猛攻で5得点。3、4回にも3点ずつを奪い、コールドで勝利した。


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